米津玄師、24年前期朝ドラ『虎に翼』主題歌担当 新曲「さよーならまたいつか!」を書き下ろし
4月より放送される連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか)の主題歌が、米津玄師による書き下ろしの新曲「さよーならまたいつか!」に決まった。
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『虎に翼』は現在放送中の「ブギウギ」に続く第110作目の連続テレビ小説。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性を伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。情熱あふれる法曹たちの物語を描いた極上のリーガルエンターテインメントとなっている。
日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえる作品だ。伊藤は主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。
本作の主題歌書き下ろしにあたり、米津は「まさか夜中でばかり生きている自分が朝ドラの曲を作ることになるとは思いもしませんでした。寅子の生き様に思いを馳せ、男性である自分がどのようにこのお話に介入すべきか精査しつつ『毎朝聴けるものを』と意気込み作りました。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。
伊藤は「米津さんの作る作品に何度心を揺さぶられたか。温められ、救われたかわかりません。 最初お名前をお聞きしたとき、へー!やったー!なんていいながら、心のなかでこれでもかってくらいガッツポーズをかましました。『虎に翼』を象(かたど)る最高のオープニングになると思います。今からオープニングがとても楽しみです!」と喜びの声を。
制作統括・尾崎裕和は「米津玄師さんに主題歌を作っていただくという制作者としての夢がかなってしまいました…。寅子に寄り添い…その思いが力強く空間も時代も超えて広がっていく、『虎に翼』をより高く羽ばたかせてくれる素晴らしい楽曲をいただきました。『虎に翼』のスタートは4月1日月曜日です。米津さんの歌声とともに毎朝を迎えられる至福を、みなさんと一緒に味わえることが今から楽しみでなりません」とコメントしている。
連続テレビ小説『虎に翼』は、NHK総合ほかにて4月1日より放送開始。