日本テレビ、『セクシー田中さん』芦原妃名子さん死去を受け、社内特別調査チームを設置
日本テレビは、同局が2023年10月期に放送したドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが先月29日に死去したことを受け、社内特別調査チームを設置することを15日、発表した。
【写真】芦原妃名子さんが原作のドラマ『セクシー田中さん』
同局は「ドラマ『セクシー田中さん』について」とするプレスリリースにて、「芦原妃名子さんに哀悼の意を表しますとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます」とした上で、「日本テレビは今回の事態を極めて厳粛に受け止め、これまで独自に社内調査を行っておりましたが、原作漫画『セクシー田中さん』の出版社であり、ドラマ化にあたって窓口となっていただいた小学館にもご協力いただき、新たに外部有識者の方々にも協力を依頼した上、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置することにいたしました」と発表。
「早急に調査を進め、真摯に検証し、全ての原作者、脚本家、番組制作者等の皆様が、より一層安心して制作に臨める体制の構築に努めてまいります」と伝えた。
芦原さんは先月27日、自身のエックス上で、「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」経緯について長文を投稿。文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の作品に込めた思いや、ドラマ制作前に提示していたとする条件、その後の局側とのやりとりなどを長文でつづっていた。
しかしその後、28日までに該当の投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記し、同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。その後、29日、亡くなっていたことが分かった。
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