内藤剛志主演『樋口顕』シリーズSPドラマ第14弾、4.1放送決定! ゲストに渡辺いっけい、宇垣美里ら
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■内藤剛志(樋口顕役)
「では、お芝居を作りましょう」児玉組の朝はこの言葉から始まる。氏家が、天童さんが、ゲストの皆さんが動き始める。少しずつ物語が動き出す。最高にわくわくする瞬間です。
今回は、炎天下の東京、鎌倉、横須賀などでロケが行われました。スタッフキャスト全員で猛烈な夏の暑さを、ドラマの熱さに変え、素敵な作品に仕上がりました。
さて、タイトルは『炎上』。ほんの一握り、たった数人のひがみや憎しみが大きな悪意となる。現代の風景かもしれません。しかし『ネット社会での炎上』には、必ず火を付けた人、それを燃え広がらせた人がいます。どこまでも人間の問題です。
本作にはさまざまな立場の人間が登場します。羨む人、憎まれた人、願った人、善意の人、祈った人…。是非、複雑に絡み合った糸をほどき、犯人を探してみて下さい。もしかすると、本当の犯人は一人だけじゃないのかもしれません。
『警視庁強行犯係 樋口顕』最新作をお楽しみ下さい。
■佐野史郎(氏家譲役)
20年も続いているシリーズ。また、みなさんとお会いできるのが楽しみでした。新作もまた、世相と正面から正々堂々と向き合っており、その気骨に、氏家としても一個人としても、励まされる想いでした。
(印象に残るシーンは)事件の真相に辿り着こうとしていた時、海辺で樋口と歩きながら、ふと立ち止まり、この時代に対する、なんともやるせない想いを共に分かち合った瞬間です。
(見どころは)サスペンスドラマの王道をいく犯人探しのストーリーの中に、大人の都合に振り回されて迷走する若者たちの苦悩が丁寧に描かれているところや、マスメディアやSNS等の情報ツールの発信の仕方の危険性を、テレビドラマそのもので、自らに切り込んでいるところです。ドキドキ、ハラハラのアクションシーンも、見逃せないところです。
老若男女、それぞれの立場で事件への見方が変わってくるかもしれません。何かと悶々とすることの多いご時世ですが、少しでも困難を乗り越えていけるよう想いを巡らせながら、世代を超えてお楽しみいただけたらと思います。
■榎木孝明(天童隆一 役)
(新作が決まったときは)いつもの仲間達に会えるという安心と楽しみを感じました。ヒグッちゃんの家族、そして被疑者の家族それぞれの家族愛が随所で感じられるストーリーです。
ドラマのしめに定番の居酒屋トークがありますが、毎回さり気なく現代の世相を話題にします。視聴者の皆様もドラマを振り返りつつ、一緒に現代を顧みる時間にしてもらえたら嬉しく思います。
■番組プロデューサー・山鹿達也(テレビ東京 ドラマ室)
朝ドラに刑事役で出演し、国民的「刑事」俳優と言える内藤剛志さん。そんな内藤さんがご自身に近いキャラクターと仰る、樋口顕が帰ってきます。内藤さんをはじめレギュラーキャスト、監督・スタッフも気合入りまくりで、製作しました。
ゲストは、渡辺いっけいさん、宇垣美里さん、長田成哉さん、冨手麻妙さん、岩谷健司さんといった演技派の皆様に参加いただき、SNSの「炎上」により人生を歪められた人たちの人間模様と、誰が犯人か分からないミステリーを融合した極上のエンターテインメント作に仕上がりました。今回も、ヒーローではない普通の刑事・樋口顕が事件の真相に迫り、その裏にある人間の業を炙り出します。ご年配から若者まで本格ミステリーと人間ドラマを楽しめる自信作になっています。どうぞご期待ください。