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『朽ちないサクラ』萩原利久、豊原功補、安田顕の出演決定 杉咲花取り巻く警察官に 特報も解禁

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映画『朽ちないサクラ』キャラクターポスター・杉咲花
映画『朽ちないサクラ』キャラクターポスター・杉咲花(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

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安田顕

杉咲花

 杉咲花が主演する映画『朽ちないサクラ』より、主要キャストとして萩原利久、豊原功補、安田顕の出演が発表された。併せて、特報映像とキャラクタービジュアルも解禁された。

【動画】事件の先にある“闇”とは――『朽ちないサクラ』特報

 原作は、「孤狼の血」などの柚月裕子による同名小説(徳間文庫)。県警の広報職員という本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説で、続編『月下のサクラ』と合わせて累計27万部を刊行する人気シリーズとなっている。

 主人公の県警・広報職員26歳の森口泉を演じるのは杉咲花。監督は、『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利が務める。

 このたび出演が発表された萩原利久、豊原功補、安田顕が演じるのは、泉を取り巻く警察官。萩原が扮するのは、泉のバディ的な存在となる年下同期の磯川俊一役。泉への好意をポケットに隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする。

 豊原は、一連の事件を捜査する県警捜査一課の梶山浩介役。安田は泉の上司で元公安の富樫俊幸役を演じており、2人のベテラン俳優が“静の富樫”と“動の梶山”というコントラストを生み出している。

 出演にあたり、萩原は「今回作品を通じて、モノや景色、起こる1つ1つの出来事に対して、当事者なのか部外者なのか、はたまた環境なのか立場なのか、主観客観、人間社会において様々な視点を感じました」とコメント。

 豊原は「個々において大切にする思いと組織の論理。誰もが一個人であるはずが一体どこから権力と同化し真実を濁らせてしまうのか。人間の営みと社会の構造、つねに私の心にも横たわる深い問いがこの物語に描かれています」と語り、安田は「原作・脚本・演出・出演者の皆様、何拍子も揃った臨場感を十分に味わえる仕上がり。原監督の手腕に脱帽です」と作品を絶賛。

 原監督は「それぞれの『正義』が交錯する時に、物語は大きく動き出します。今回情報解禁になった、安田顕さん、萩原利久さん、豊原功補さんのそれぞれが目にする『正義』にもご注目下さい」と呼びかけている。

 併せて解禁されたキャラクタービジュアルは、2023年3月末に撮影現場の満開の桜の下で撮影されたもの。一連の事件のキーワードとなる満開の「サクラ」の中で不穏な表情で佇み、それぞれの心の葛藤と後悔の念を感じさせるキャッチコピーが添えられている。

 泉は「信じてあげられなかった」、磯川は「大切な人を巻き込んでしまった」、梶山は「染みついた思想は、そう簡単には拭えはしない」、富樫は「許される日がくるとは、思っていない」。このコピーが、ストーリー展開に大事な意味を持ち合わせているという。

 特報映像では、本編映像を初解禁。冒頭のナレーション「警察内部の闇を炙り出す、サスペンスミステリー」で始まる映像は、事件の真相に迫れば迫るほど翻弄されていく登場人物たちの切迫し、感情がかき乱される様を映し出す。さらには、水に落とされ水しぶきが響き渡る女性らしき人、テロと思われる騒然とした事件現場に立ちすくむ男性の後ろ姿、そしてマントを被った人物に頭を掴まれ水に叩き込まれる人のシーンから、複雑に絡み合ういくつもの不可解な事件と触れてはいけない大きな闇の存在を予感させる。

 映画『朽ちないサクラ』は、6月21日より全国公開。

※キャスト、監督のコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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映画『朽ちないサクラ』特報

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