『オッペンハイマー』公開記念! クリストファー・ノーラン監督の幻のデビュー作がHDレストア版で4.5公開決定
アカデミー賞作品賞ほか最多7部門受賞した『オッペンハイマー』の公開を記念し、クリストファー・ノーラン監督のデビュー作『フォロウィング 25周年/HDレストア版』が、4月5日より全国公開されることが決定した。
【動画】ノーランの魅力が詰まりまくったデビュー作『フォロウィング 25周年/HDレストア版』予告
本作は、ロッテルダム映画祭をはじめ数多くの映画祭で賞を受賞し、ノーランの才能を一躍世界に知らしめた記念すべきデビュー作だ。
作家志望の男ビルは、創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。ある日、ビルがいつものように男をつけていると、尾行していることがその男コッブにバレてしまう。
コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。ビルは次第にコッブに感化されていく。数日後、ビルはコッブと2人で侵入したアパートで見た写真の女性に興味を抱く。やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に思わぬ事件に巻き込まれていく…。
未来から過去へと時間軸を逆向きに映し出した『メメント』。アメコミ映画の新時代を切り開き、数々の伝説を打ち立てた『ダークナイト』シリーズ。“夢の中”を映像化し、観る者の度肝を抜いた『インセプション』。5次元の宇宙空間を創り上げた『インターステラー』。時間が逆行する世界を描き未知なる映像体験へ誘う『TENET テネット』。誰も観たことのない映像を0から生み出す才能で、常に新たな“体験”を放つノーラン。過去から未来、未来から過去へと交差する時間軸で紡がれる本作は、世界中で絶賛されたこれまでの作品以上に複雑な構成となっており、ノーランの魅力すべてが詰まっている。
本国公開25周年を迎えた2024年、ノーランが本作の日本公開を熱望。本編はオリジナルの16mmエレメントを4Kスキャン。最新技術を駆使し、画面上の傷を除去して、解像度を上げた。これによりシャープで、ディティールまで美しい豊かな映像が実現した。音響に関しては、新たに5.1サウンド・トラックを採用。ノーラン監修のもと力強い完成度と完璧な音量レベルとなった。
なお、来場者特典として、記念ポストカードの配布も予定されている。数量限定、各劇場公開日より先着でなくなり次第終了となる。
映画『フォロウィング 25周年/HDレストア版』は、4月5日より全国公開。