井浦新がスーツを脱ぎ捨てカウボーイ姿で「ヒーハー!!」 アメリカ映画デビュー作『東京カウボーイ』予告編解禁
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井浦新のアメリカ映画デビュー&初主演作となる映画『東京カウボーイ』より、映像初解禁となる予告編が公開された。
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本作の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれる米モンタナ州。とある牧場の経営を立て直し、収益化すること。それを最重要案件として意気込み渡米した主人公のヒデキは、いつものスーツ姿で壮大な計画をプレゼンするが、東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。トラブル続きのさなか、郷に入れば郷に従えとスーツを脱ぎカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、かけがえのない、人生を変える出会いが訪れる―。
主人公ヒデキを演じる井浦新は、効率至上主義のビジネスマンが、出張先の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を繊細かつ真っすぐに演じている。脚本は、Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』で脚本&監督を務めたことも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインやミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO!/インテリア・デザイン』主演などを経て、現在は米国を拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷は主人公の恋人役でキャストにも名を連ねる。
さらに國村隼が和牛の専門家役としてコミカルな存在感を放つほか、プロデューサーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン:レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたディズニー・スタジオ所属のブリガム・テイラーが務める。
予告編映像は、ブランドマネジャーとして東京でバリバリ働く主人公ヒデキの姿から始まる。舞台は、騒がしい東京から、大自然が広がる米モンタナ州の牧場へ。経営不振の牧場を再建するために、スーツ姿で壮大な計画をプレゼンするが、牧場のカウボーイたちからは邪険に扱われるばかり。初日からトラブル続きの様子だが、意を決し「郷に入れば郷に従え」とスーツを脱ぎカウボーイ姿に。「ヒーハー!!」と高揚し叫び声をあげるシーンが予告編の後半に登場するが、トラブル続きの牧場再建計画は果たして成功するのか…?
また、予告編には、藤谷文子が演じる主人公の上司であり恋人のケイコとの関係や、主人公と共にモンタナの牧場に同行する、國村隼演じる和牛専門家・ワダの姿も見られる。
マーク・マリオット監督は、かつて山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となった。その後、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画。東京のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、日本人を主人公に据え、“異邦人”が経験するさまざまな感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立てあげた。
マーク・マリオット監督は日本の観客に向けて「観客の皆さんがヒデキの旅を描いたこの穏やかな物語に思わず夢中になることを願っています。耳を傾け、ペースを落とし、土地や周囲の人々とつながろうとするヒデキの姿に自分自身を重ね合わせてもらえたら幸いです」と語っている。予告編のラストに登場する「時にはまわり道が、一番の近道になる」というコピーは、本作に込めた監督の思いに通じる。
本作の前売り鑑賞券は公式サイト記載の上映決定劇場にて順次発売開始。特典は本作の米国版ポスター(ミニサイズ)。
映画『東京カウボーイ』は、6月7日より全国順次公開。