加瀬亮、朝ドラ初出演! 25年『あんぱん』今田美桜の父に 河合優実&原菜乃華は妹役 追加キャスト7名発表
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今田美桜主演のNHKの2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』に、加瀬亮、江口のりこ、河合優実ら7名の出演が新たに発表された。
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本作は、『アンパンマン』を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)夫婦をモデルにした物語。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描く。脚本は中園ミホによるオリジナル作品だ。
加瀬亮が演じるのは、ヒロイン・のぶの父、朝田結太郎。商事会社に勤め、仕事で各地を飛び回る。妻と娘3人をとても大切にしている。加瀬は「台本を読む限り、マイペースな穏やかな、それでいて芯のある人のように思いました。結太郎は実父が望む生き方の外を選んで歩いた人ですが、のぶ自身も当時の価値観の外で自由に息をしている子です。彼女が彼女らしくあれるように暖かく見守っていける存在になれたらと思っています」とコメントを寄せている。
のぶの母、朝田羽多子には江口のりこ。朝田家を支え続ける、家庭的で趣深い母。夫を尊敬し、子どもたちには平等に接する。江口は「ヒロインのぶの母である羽多子さんは、明るくてたくましい女性です。家族の笑顔を喜びに、日々ハツラツと動き回ります。名前の通り『アンパンマン』でいうところのバタコさんでしょうか。素敵な共演者の家族の中で、私自身もその家族の笑顔を喜びにして、撮影に励んでいきたいと思います」と意気込む。
河合優実は、のぶの妹(次女)の朝田蘭子にふんする。真面目で器用なしっかり者の次女。誰が何を考えているかを察し、的確な行動をする。初めての参加となる朝ドラについて「こんなにも長く広く愛され続けてきた『朝ドラ』の世界には、なにか特別な力が宿っているはず…初めてのことに胸躍らせながら撮影を過ごしたいです」とコメントした。
のぶの妹(三女)、朝田メイコには原菜乃華。天真爛漫(らんまん)で、歌うことが好きな三女。朝田家の皆を幸せな気分にさせる。原も朝ドラ初参加。「役者としていつかは出演してみたいと思っていた夢の場所です! たくさんの方に愛され続ける朝ドラの現場に参加させていただくのは身がしまる思いですが、思いっきり楽しんで、皆様の朝を明るくできるよう頑張ります!」と意気込みを述べている。
のぶの祖父、朝田釜次役には吉田鋼太郎。「朝田石材店」三代目で、その道一筋の石工。手先は器用だが、人への接し方は不器用。本作のモデルとなるやなせたかしさんの作品について吉田は「今まさに3歳の娘がアンパンマンに夢中です。悪役でも憎みきれないばいきんまんが親子共に大好きです」と語った。
のぶの祖母、朝田くらを演じるのは浅田美代子。釜次とともに「朝田石材店」を支えてきた“くらばあ”。おっとりしていて、ややとぼけている。浅田は役の印象について「おばあちゃんというより、子供っぽくて茶目(ちゃめ)っけのある人。堅苦しい。ではなく明るい。演じるのがとても楽しみです。面白がって、楽しく演じたいと思っています」としている。
釜次の弟子・原豪を演じるのは細田佳央太。釜次のこと事を尊敬してやまない、若き石工。朝田家の一部屋に住まわせてもらっている。初参加の朝ドラには「初めての朝ドラに緊張はしていますが、観(み)てくださる方々にちゃんと元気を与えられるよう、日々の撮影も楽しむことができればと思っています」とコメントした。
新たに追加されたキャストに関し、主演の今田美桜は「こんなにも豪華で心強い方々と一緒に『あんぱん』という大きな作品を作れることを光栄に思います。素敵なみなさんの中に朝田のぶとしてどんな自分がいるのか今からワクワクしております! きっと楽しいばかりではなく、悩む瞬間もあるかもしれませんが、たくさん頼りながら、時には頼ってもらえる時が少しでもあるといいなと思いながら、にぎやかな朝田家を皆さんにお届けしたいです。この皆さんと1年を共に過ごせることを日々噛み締めながら撮影期間を全力で楽しみたいと思います!お楽しみに!!!!」と視聴者に呼びかけた。
2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』は、NHK総合ほかにて2025年春から放送。
※キャストからのコメント全文は以下の通り。