ヘンリー王子がメーガン妃をイギリスに連れて帰らない理由
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英王室を離脱し、米カリフォルニア州で家族とともに暮らしているヘンリー王子。父チャールズ国王の戴冠式に出席した際は、家族を置いて一人でイギリスに帰国したが、妻メーガン妃を連れて帰らない理由を明かした。
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違法に個人情報を収集したとして、イギリスのタブロイド紙を運営する数社を相手取り、訴訟を起こしている王子。Peopleによると、この裁判を巡る英ITVのドキュメンタリー『Tabloids on Trial(原題)』が現地時間7月25日に放送され、王子が家族の安全への危惧を語ったそうだ。
「今も危険なことに変わりありません。一人の人間が自分が読んだものを基に、単独行動を起こすだけで悲劇が起こります。それがナイフなのか酸なのかわかりませんが、本当に憂慮しています。僕が妻をこの国(イギリス)に連れ帰らない理由の一つです」と話したという。
2022年、ロンドン警視庁テロ対策担当リーダー(当時)のニール・バスーは、メーガン妃がイギリスで暮らしている期間に、妃に対する真の脅威が複数あったとし、「チームが捜査にあたり、すでに起訴されています」と発表していた。
王子は過去にも、家族に危険があるため、王室を離脱し、国を離れなければならなかったと話している。なお夫妻は、公務を行う王室のシニアメンバーでなくなったため、王族・要人警備執行委員会(RAVEC)の警護対象から外れた。これを受け、王子は経費の自己負担を申し出たが、高等裁判所はRAVECの判断を支持する判決を出している。王子は控訴するとみられている。
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