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イギリスで話題の新作戯曲を世界に先駆けて上演! 江口のりこ&那須凜&三浦透子共演『星の降る時』上演決定

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山崎大輝

秋山菜津子

段田安則

<コメント全文>

■江口のりこ(長女ヘーゼル役)

今回、演出の栗山民也さんとご一緒させていただくのは2度目になります。前回は8年前でした。あのとき、稽古場で栗山さんを怖がってさりげなく逃げ回っていた自分がいたので、今回お話を頂いて、リベンジできるチャンスが来た!と、有り難く思いました。

戯曲も素晴らしく、この大きなホンに立ち向かう苦労が目に見えていますけど、素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと力を合わせて舞台をつくりあげていくことを心から楽しみにしています。是非、劇場でご覧になって下さい。

■那須凜(次女マギー役)

大尊敬する大好きな栗山さんと、次はいつご一緒できるだろうとじりじりしていた頃に、この舞台の出演が決まり飛び跳ねて喜びました!素晴らしい俳優さんに囲まれ緊張しますが皆さんと切磋琢磨しながら、リアルな家族の像を創り上げていきたいです。

何処にでもいる家族が、抱える秘密、守り続けたもの、絶妙なバランスを保っていた形が崩れていく。皆様の家族とどこかが重なるような作品になると思います。是非劇場にお越しくださいませ!

■三浦透子(三女シルヴィア役)

家族特有の、時に細やかに、時に大胆に心の視線が交差する様がとても興味深い作品だと感じました。台詞の多い会話劇だからこそ、声の奥にあるものを丁寧に突き詰めていけたらと思います。栗山さんの演出の言葉、一文字も逃さず真摯に向き合い、学びの多い時間にしたいです。

■近藤公園(ジョン役)

演出の栗山さんとご一緒させていただくのは今回で3回目なのですが、稽古ではいつも胸を打たれる言葉をたくさん頂き、“演劇の力”というものを改めて感じていました。またあの稽古場に通える日々を思うと、心躍ります。魅力的な共演者の皆さんと、家族を演じられるのも楽しみです。

僕は翻訳ものの現代劇に出演するのは初めてなのですが、環境や習慣は違っても、どこか身近に感じるところもあり、夢中になって戯曲を読みました。登場人物たちの切実さには、もう笑うしかないほどの滑稽ささえ感じます。果たして実際に笑えることになるかどうかは分かりませんが、まずはこの感覚を手がかりに、稽古に臨みたいと思います。

■山崎大輝(マレク役)

シルヴィアの夫のマレクを演じさせていただきます。日本で初めて公演するこの作品に参加させていただきとても光栄です。それと同時に栗山さんの演出や素敵なキャストの皆さまによっていろんな角度から想像を上回るであろうこの作品が怖くもあります…!皆さまの心に届くよう精一杯努めさせていただきます、よろしくお願いします。

■八十田勇一(ピート役)

日本初上演の作品で、日本で初めてピート役を演じさせていただくことをとっても光栄に思います。イギリスのお話ですが、過去を抱え現在を生きる家族の姿は我々と同じです。幾つになっても水に流せない過去を持ったピートにも共感します。とはいえ三姉妹にとっては楽しい叔父さんですから、楽しく稽古して初日をむかえたいと思います。

栗山さんとご一緒させていただくのは16年ぶり、4作品目です。初めてお会いした時は30代だったボクも今年は還暦です。…えーと、どうしましょう、栗山さん!

■秋山菜津子(キャロル役)

演出の栗山さんとは今までいくつもの作品でご一緒させていただきました。その信頼できる演出家さんと、この『星の降る時』という作品、そして魅力的なキャスト。楽しみで仕方ありません!これから丁寧に脚本と向き合い、この作品をしっかりとお客様にお届けできればと思っております。

■段田安則(トニー役)

台本を読んで、「これは良い作品だ!面白い!」という第一印象をもちました。また、今回初めて共演する方も多いので、それも新鮮ですね。何よりも、『夢の裂け目』以来7年ぶりに栗山民也さんの演出を受けられることが今からとても楽しみなんです。

久々にご一緒する稽古の中で、自分の役に対してはもちろん、他の皆さんに栗山さんがどのような言葉で、どのような演出をなさるのか、しっかりと心に刻みたいと思っています。この台本、この演出家、このメンバーですから、「おお、これ、結構いいね」と今から面白くなる予感がしています。長年やってきた私の勘です!是非、楽しみにしていてください。

■べス・スティール(原作)

私の戯曲『星の降る時』がPARCO劇場で海外初演を迎えることになり、とても興奮し、また光栄に思っています。日本へは以前からずっと行きたいと思っていたので、この機会に東京公演の初日を見に行きます!ロンドンのナショナル・シアターで幕を開けたこの芝居が、日本という異なる文化的脈絡の中でどのように受容されるのか、とても楽しみです。

そもそもこの戯曲では結婚式の日に異なる二つの文化が出会う様子を描いていますが、この戯曲は文化を超越して家族というものと愛情の限界を探求する物語でもあります。結婚式はいつの時代も忘れられない日ですから、この芝居も観客の皆様の思い出に残る経験になりますようにと願っています。私も観客の一人として、そうなることを期待しています!

■栗山民也(演出)

この愉快で過激な台本、とにかく一気に読み終えたのですが、しばらくして妙に胸が痛むのです。結婚というハレの日なのに、なんだか張り詰めた空気がそれぞれの人物の中にすでに充ちていて、それがいつ爆発するのか。1ページ読むたびに何かに飢えた人たちの欲望はひび割れ、どんどんとその亀裂は大きく拡がっていくのです。

普段の生活の裏側に隠された関係の糸が、それも家族の中で複雑にもつれています。ギリシャ劇もシェイクスピアも全て家族のドラマ、いつものように朝が訪れ一日が過ぎて夜を迎えるように、紀元前の時代からずっと変わらずその絡み合いは繋がれているのです。とても刺激的な稽古になりそう。いろんな人たちのだいぶいい加減でしかも必死な、そのギザギザしたたくさんの感情に出会えるのですから。

■小田島則子(翻訳)

以前、演出家の栗山さんと仕事をしたとき、稽古が進むにつれて自分の訳した言葉にどんどん陰影が加わり、平板な台本が3Dに立ち上がっていく魔法のような光景を見ました。この戯曲は躍動感に溢れ、読むだけで興奮します。それが栗山さんの手に掛かったらどうなるのだろう、と今から期待が膨らみます。

作者ベス・スティールのリアル過ぎる台詞を日本語でどう表現していくか、これは私には大きな挑戦で不安もありましたが、スタッフとキャストの皆さまの顔ぶれを見て、大船に乗った気になりました…あ、ノッティンガムの話なので海はありませんが。

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