清原果耶、坂元裕二脚本2度目の参加に「またあの世界に浸れるんだ」と喜び表現

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女優の清原果耶が3日、都内で行われた映画『片思い世界』完成披露イベントに、トリプル主演を務める広瀬すず、杉咲花、土井裕泰監督と共に出席。清原は『花束みたいな恋をした』で土井監督&坂元裕二脚本に参加しているが、再度坂元が紡ぐ世界に参加したことに「またあの世界に浸れるんだ」と喜びがあったことを明かしていた。
【写真】広瀬すず&杉咲花&清原果耶がそろってイベントに登場
本作は、『花束みたいな恋をした』の土井裕泰監督と、脚本・坂元裕二が再びタッグを組み、広瀬すず、杉咲花、清原果耶という連続テレビ小説ヒロイン経験者である3人をトリプル主演に迎えた希望の物語。東京の片隅にある古い一軒家で暮らしている、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)という3人の女性たちの気ままな日常を描く。
公開まで約1ヵ月に迫ったこの日。清原は「映画が作られることは当たり前のことじゃないんだと日々痛感しています」と語ると「大好きなスタッフ、キャストの方々と今日ここに立てることが嬉しいです」と感無量な表情を浮かべる。
清原演じるさくらについて「とにかく美咲と優花のことが大好きで、お姉ちゃん二人がいるから、こんなに自由で無邪気でいられるんだというぐらいの子」と説明すると「誰かを思う気持ちが全部優しさに還元されるとこういう作品になるのかと思った」と独特の表現で作品を評すると「映画で感じたことが、誰かを優しくするための行動になっていただけたら」と作品に込めた思いを語る。
坂元作品は『花束みたいな恋をした』以来2度目という清原。「『花束みたいな恋をした』で、役を通して一度坂元さんの言葉を語らせていただいたことがありましたが、またあの世界に浸れるんだという嬉しさがありました」と笑顔を見せると「次はどう生きられるんだろうという好奇心が強かった。言葉の温度感、質感によって、日常と非日常があいまいになってゆらゆらと揺れている感じが個人的に好きです」と坂元の紡ぐ言葉に魅了されていることを明かしていた。
映画『片思い世界』は、4月4日全国公開。