奈緒とウエンツ瑛士が戦後激動の時代に“真実の愛”で困難に立ち向かった夫婦に! 舞台『WAR BRIDE』8月より上演決定
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■高野洸
ドキュメンタリーを見て、桂子さんの経験とパワーがみなぎっていて、明るい気持ちになれました。戦後間もない中で、人と人は国が違っても心で繋がれるということの大切さを感じて、自分自身のフィルターを外さなければいけないことに気づけました。僕が演じる役は、戦場ジャーナリストという仕事を通して、自分自身の行動で何かを変えたいという目標を持つ気持ちの強い人だと思っています。(自分の役と)同じ仕事をされている方たちへのリスペクトを持って演じたいですし、役を通して伝える気持ちを忘れずに、観客の皆さんにも何かを持ち帰ってもらえるように、全力で演じたいと思います。
■占部房子
混乱の時代の中、自分の国ではない場所へ行くと決めた勇気ある女性がいたこと、そして人を素直に愛し、真っ直ぐに愛し合える人と出会ったという出来事に驚きました。私は桂子さんの母親を演じますが、戦後間もない時代に自分の子供をお嫁に出すこと自体、とても心配なこと、それが遠くの国の違う言葉を話す人ともなればもっとハードルが高いはずです。それでも送り出せたのは、桂子さんのお母さんやご家族が人を信じる力を持った人たちだったからだと思います。この子は絶対に大丈夫だって信じてあげることは、親が子供に対してできる一番のプレゼントなんじゃないかなと思います。その強さを持った女性を大切に演じたいです。
■山口馬木也
桂子さんとフランクさん、二人の人生を通して、戦後に起きていた出来事を一人でも多くの方に知ってほしいですね。戦争という悲しい出来事はあったけれど、愛に溢れる二人の物語を感じていただけると思います。桂子さんの父親役を演じることが決まってから、時代的には簡単に会えるわけではない場所へどういった気持ちで娘を送り出したのか、どのように彼自身の人格が形成されたのか興味を抱き、そして自分自身の両親に対してもとても興味を持つ機会にもなりました。実際にあったお話ですが、舞台ではドキュメンタリーとはまた違った目線で別の感情を届けたいですし、観客の皆さんと一緒に作品を育てたいと思います。