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奈緒とウエンツ瑛士が戦後激動の時代に“真実の愛”で困難に立ち向かった夫婦に! 舞台『WAR BRIDE』8月より上演決定

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<コメント全文>

■脚本:古川健

 「戦争花嫁」を題材とする、TBSのドキュメンタリーから舞台を創る。最初聞いた時は、なんとも難しそうなお仕事だと正直感じました。しかし、実際にそのドキュメンタリーを見て、その難しい仕事を完遂したいという気持ちが芽生えました。生き生きと自分の人生を切り開いた、桂子さんという女性に果てしない魅力を感じたのです。

 激動の20世紀の中で、日米という二つの国でたくましく生き抜く女性の姿には、憧憬と共感を禁じ得ません。演劇ならではの見せ方で、この魅力的な人生を余すところなく、お客様にお届けしたい。今はそんな気持ちでいっぱいです。

■演出:日澤雄介

 ドキュメンタリー映画がベースとなっていると聞いた時は驚きと共にとても興味深く感じたことを覚えております。ドキュメンタリー特有のリアリティと説得力を演劇的にどこまで立ち上げることが出来るのか、そしてその中にどれだけの演劇的遊びを入れられるか、やりがいのある作品だと思いました。

 映像の中の桂子さんは笑顔が素敵な穏やかな女性です。しかし、喜びの裏で様々な苦難を乗り越えてきたことは、そのまなざしの強さから伝わってきます。桂子さんの葛藤と慈愛に満ちた道のりを、奈緒さんをはじめとした魅力的な俳優さんたちと見つめていきたいと思います。

■奈緒

 1月に桂子さんにアメリカでお会いして、“戦争”という言葉が持つ意味をより深く知る機会になりました。私たちは偏見や差別から解放された世代だと思うんです。なぜいま自分たちがこの時代を生きることができているのか、この作品を通してこの日常がどれだけ尊くて光輝いているのか、幸せをかみしめるきっかけになると思いますし、今を守りたいと絶対に思えるはずなので、ぜひ観てほしいです。桂子さんは何に対してもすべてにおいて感謝の人で、そんな風に「ありがとう」を言えるのは、そこに至るまでのたくさんの背景があったからだと思いました。そして、桂子さんが愛した人、桂子さんを愛する人達のこともしっかりと感じながら、一生懸命舞台の中で生きたいと思います。

 ウエンツさんは今作で初共演、撮影の時が初めましてでした! 小さい頃からテレビで拝見していて、お会いしたときは「本物だ!」と思いました(笑)歌もお芝居もバラエティも当たり前のようにこなすウエンツさんを見てきましたが、いざ自分がやってみると難しいことを実感しました。こんなにも多彩なことを長くやってきた方とご一緒できるのは楽しみですし、いろいろ学びたいと思っています!

■ウエンツ瑛士

 桂子さんとフランクさんの間には本当にピュアな愛があるんだなと思う一方で、そのピュアで強い絆と愛に至るまでにはいろんな悲しみや辛さを内包しているように感じました。そしてお二人の家族が増えていったときに、桂子さんが自分たちと同じ辛い思いをしてほしくないけれど、それでもしっかり前を向いていくんだという、母として、女性としてすごく前向きな姿勢を示していらっしゃるのが印象的でした。今もこの世界で戦争が起きている中、僕らはこの戦争をどうにかして止めないといけないというところに思いがいきがちですが、この物語を通して、戦争が終わった後もいかに大事かということを知るきっかけになると思います。

 奈緒さんとは今作で初めてお会いしましたが、誠実な方だなという印象をもっていました。お芝居しているときも自分が生きてきた道が言葉にのっているので、舞台上では夫婦役としてお互いのパワーをぶつけあって、より良いものにしてお客様にお届けしたいです。

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