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吉沢亮、主演男優賞受賞で「この上ない喜び」 河合優実は主演女優賞受賞

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吉沢亮、第34回日本映画批評家大賞授賞式に登場
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 俳優の吉沢亮と河合優実が9日、都内で開催された第34回日本映画批評家大賞授賞式に出席。主演男優賞・主演女優賞を受賞した喜びを語った。

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 「日本映画批評家大賞」は、1991年に水野晴郎が発起人となり、淀川長治、小森和子など、当時第一線で活躍していた現役の映画批評家たちの提唱により誕生。「映画批評家による、批評家だけの視点で選出する、他に類をみない映画賞」として、この上ない愛情を邦画に注ぐ映画批評家たちが作り上げた歴史ある映画賞。

 『ぼくが生きてる、ふたつの世界』で主演男優賞を受賞した吉沢は「本日は助演女優賞、編集賞、作品賞と4つの賞をいただいたということで、自分の関わらせていただいた作品をこのような形で評価していただけたこと、この上ない喜びを感じています」としみじみ。「これからもこの賞に恥じないように精一杯お芝居と向き合っていきたいと思います」と言葉に力を込めた。

 また、吉沢は本作で手話を使用しており、手話について「この作品に関わらせていただくにあたってゼロからの手話のスタートで。コミュニケーションなので、ただ覚えるわけではなくそれを使いながら芝居を構築していくことがなかなか難しいな、と思いました」と述懐。続けて「手話指導の方や、お母さん役の忍足(亜希子)さんが温かく支えてくださいました」と感謝し「みなさまのおかげで今日はこの場に立てていると思っています」と語った。

 『あんのこと』で主演女優賞を受賞した河合は「この度は素敵な賞をありがとうございます」とニッコリ。「この作品を撮っているときは、『おもしろい映画にしよう』とか『素敵な映画にしよう』とかそういうことよりも、まず自分がひとつひとつのカットに臨むときにそれだけ心と体を捧げられているかな、ということを大切にしていたような気がします」と口にし「それが私が演じた彼女を守りながらスクリーンに残すということなのかなと思っていました。まずは真摯に自分が毎日現場に行って、映画を作るということに努めていました」と振り返った。

 さらに河合は「そのときに確かにあった瞬間、2020年にあった時間というものを残すことがちゃんとできていたのかなと思っています」とコメント。「これからも自分が誰かを演じるということ、映画を作るということが、世界にとってちゃんといい働きかけになっていたらすごくうれしいので、がんばって続けていきたいと思います」と誓った。

 「第34回日本映画批評家大賞」受賞作品・受賞者は以下の通り。

■作品賞:『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(呉美保監督)

■監督賞:入江悠監督『あんのこと』

■主演男優賞:吉沢亮『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

■主演女優賞:河合優実『あんのこと』

■助演男優賞:綾野剛『まる』、森優作『ミッシング』

■助演女優賞:忍足亜希子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

■ドキュメンタリー賞:『大きな家』(竹林亮監督)

■アニメーション作品賞:『ルックバック』(押山清高監督)

■新人監督賞:山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』

■新人男優賞(南俊子賞):齋藤潤『カラオケ行こ!』、本山力『十一人の賊軍』

■新人女優賞(小森和子賞):長澤樹『愛のゆくえ』

■脚本賞:甲斐さやか『徒花‐ADABANA‐』

■編集賞(浦岡敬一賞):田端華子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

■松永文庫賞(特別賞):東映剣会

■ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):根岸季衣『サユリ』

■ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):草笛光子『九十歳。何がめでたい』

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