『Dr.アシュラ』切ない展開とラストの手紙に視聴者涙「切なくて号泣」「泣きすぎてやばい」

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女優の松本若菜が主演を務めるドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系/毎週水曜22時)の第10話が18日に放送。切ない展開に反響が集まっている。
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病院近くの公園のベンチで朱羅が軽食をとっていると、ホームレスの小西達夫(マキタスポーツ)が近づいてくる。小西は腹をさすりながら昨日から腹痛が続いていると訴え、朱羅は脱水症状を疑い小西を病院へ連れて行くことにする。小西は病院の近くの公園に住んでおり、病院の常連だ。小西の採血結果を確認した朱羅は、経過観察のため小西を入院させることにする。
一方、28歳の青年・佐藤健太(矢野聖人)が救急隊によって搬送されてくる。健太の婚約者である奥西千尋(日比美思)が自宅で倒れている健太を発見したのだ。健太は肝機能低下による意識障害と診断され、入院することに。小西と健太は同じ病室になり、二人は仲良く話すようになった。健太は急性肝不全で肝移植が必要になったが、健太には家族がいなかった。後日、健太は昏睡状態になる。
そんな時、退院した小西は若者に襲われて心肺停止状態で病院に運ばれてきた。なんとか心拍は再開したが、意識は戻らない状態に。小西のホームレス仲間は朱羅に、小西が大事に持っていたという封筒を預けた。そこには親族優先と書かれた臓器提供意思表示カードと戸籍謄本が入っていた。小西は入院しているとき、朱羅に健太は自分が24年前に捨てた息子だと打ち明けていた。小西は過去に知り合いの借金の保証人になっており、全額を背負わされてしまい、妻と息子が危険だと感じ家を出たのだという。
小西は朱羅になんとか健太を助けてほしいと懇願。朱羅は小西が父親であれば、小西の肝臓を健太に提供することができると教えた。小西は「俺はあいつのためならなんでもするよ。その代わり約束してくれ。あいつを絶対に助けるって。アシュラ先生、頼んだぞ」と伝えていた。小西は生体肝移植で自分の肝臓を健太にあげようとしていたのだ。
小西の脳死判定などが行われた後、小西の肝臓を健太に移植する手術が行われた。小西のオペをする前、朱羅たちは黙とうをし、朱羅は小西の手を握って「約束、守るから」と誓った。移植は無事に成功し、健太は目を覚ます。朱羅は小西が亡くなったことを伝え、「約束したから。あなたを絶対に助けるって」と口にして小西からの手紙を健太に手渡した。
手紙には、自分が父親であることや、これまでの謝罪が書かれており、最後には「もし許してもらえるならお前と一緒にキャッチボールがしたい。うまいものを食わせてやりたい。昔の俺ができなかったことを今から全部してやりたい。健太、結婚おめでとう。どうかこれからは健康で誰よりも幸せに生きてくれ。父より」とあった。健太はその手紙を読んで涙を流すのだった。
小西が脳死状態になり健太に肝臓を移植する展開や、ラストの小西の手紙に、視聴者からは「めっちゃ切なくて号泣」「めっちゃ泣いた」「いつもは心拍再開させるところを心拍止めるシーンはつらい」「泣きすぎてやばい」「今回のお話は本当に辛かった」「涙止まらず」「グッときました」などの声が集まっている。