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松本潤、7年ぶり日曜劇場で初の医師役挑戦 白衣姿は「まだ自分でも見慣れていません」

ドラマ

◆柔らかさの中にある“考える力”に共感


日曜劇場『19番目のカルテ』場面写真 (C)TBS
――徳重という人物をどう捉えていますか?

松本:原作の徳重は、おっとりしていて柔らかい人という印象。でもそれだけではなくて、どこか芯のある人物でもあると感じました。彼がなぜ総合診療医を選んだのか、どんな経験をしてきたのか、原作には明確に描かれていないので、スタッフと相談しながらその背景を想像して作り込んでいるところです。日本の医療と真剣に向き合う、1人の人間としての徳重を描けたらと思っています。

――ご自身との共通点はありますか?

松本:スタッフの皆さんとの話の中で、最初は「徳重って、ぽわぽわしている人だよね」という印象になりました。確かに、徳重は人と接する時に柔らかい雰囲気を持っているのですが、それを意図的に活用して、診療の場で相手と向き合っているように感じます。

ですが、ただ優しいだけではなく、患者の状態を診ながら「どう話を広げていくか」「どこに導いていくか」を考えて行動している。そういった意味では、すごく頭を使って動いている人物なんですよね。徳重には及びませんが、その点では自分とちょっと重なる部分もあって、なぜ僕に声をかけてくれたのか、その理由が少し分かった気がします。

――初めての医師役ということで、ご自身の白衣姿は見慣れましたか?

松本:まだ自分でも見慣れていません(笑)。ですが、気が引き締まりますね。ポスタービジュアルの撮影に合わせて髪を切ったりして、徐々に徳重に近づいている感じです。台本の読み合わせやリハーサル、医療監修の生坂政臣先生との打ち合わせを通じて、「いよいよ始まるな」という実感が湧いてきました。

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◆対話を通して寄り添う、“総合診療医”のかたち

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