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スピッツの名曲「楓」が27年の時を経て行定勲監督により映画化 12.19公開決定

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<コメント全文>

■行定勲(監督)

この映画は喪失から立ち直れない人々を描く物語です。人間の美しさだけでなく愚かさや身勝手さが露呈するのが恋愛だ。だから、ひとりでは生きていけない弱さや狡さがそこに介在する。楓の花言葉には、『調和』『美しい変化』『大切な思い出』『遠慮』とあります。私は『遠慮』をこの物語の核にして恋愛を描きたいと思いました。人の為に自分の気持ちを遠慮させて相手のことを想う男。その想いに気付きながらも、失くした最愛の人のことを想い続ける女。

20年前に『世界の中心で、愛をさけぶ』を作った。あの映画は失った人を心に、再び歩き出すことを決意したラストだった。それから20年後に、スピッツの名曲にインスパイアされた再生の物語に携わるという巡り合わせに胸を熱くしている。

■井手陽子(プロデューサー)

スピッツの「楓」は、決して色褪せることなく、多くの人に長く愛され続けている名曲です。私にとっても、人生を通して聴き続けてきた曲といっても過言ではありません。年を重ね、別れを経験するたびに、いつも自分を未来へと導いてくれました。

“楓”の花言葉には、『調和』『美しい変化』『大切な思い出』『遠慮』の意味があります。人生には、多くの別れがあり、喪失は誰もが経験するでしょう。その悲しみは、すぐに癒えることはない。それでも、季節は変わらず巡っていく。流れる時間の中で、様々な感情が複雑に交差する。忘れられない、忘れたくない想い。新たに生まれる想い。純粋すぎるがゆえ、ときに残酷な想いを抱え、人はどう生きていくのか。

大切な思い出を胸に、美しく変化する男女の想いを描けたらと思いました。「楓」から生まれたこの映画が、誰かの人生に寄り添い、未来への希望となることを願います。

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映画『楓』アナウンスメント映像

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