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西野亮廣「相手を信じることが僕自身の大きな挑戦となり、今回のテーマに」 『映画 えんとつ町のプペル』続編、26年公開!

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■朝ドラ『あんぱん』のぶの幼少期を演じた永瀬ゆずながルビッチに!

 本会見では、主役である「ルビッチ」の声を務める声優も発表された。西野からの発表でルビッチの声優が永瀬ゆずなであることが明かされると、永瀬が下手舞台袖より登壇し、「永瀬ゆずなです。ルビッチ役を務めさせていただきます。宜しくお願いします!」と、緊張の面持ちであいさつ。永瀬は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』の主人公・暢の子ども時代を演じ、その圧巻な表現力で話題を呼んだいま大注目の子役だ。

 今作が声優初挑戦となった永瀬だが、ルビッチ役に決まった心境を問われると、「オーディションの時から“やりたい!!”と思っていたので、決まってすごく嬉しかったです。しかも、オーディションの結果発表を、プペルのミュージカルの稽古場でサプライズ発表してくださって。ビックリして感情がぐちゃぐちゃになりました」と興奮した様子を見せた。

 西野も、永瀬に決めた理由を「前作では芦田愛菜さんにルビッチを演じていただいていたので、その芦田さんの後ってかなりプレッシャーだと思いますし、スタッフ側も大きな挑戦でした。芦田さんを越える人が出てくるのか…という不安もある中、永瀬さんにオーディションに来てもらった時の第一声を聞いて、“もうルビッチじゃん。”となりまして」と、永瀬との出会いに感動。「瞬発力・対応力も抜群で、その場にいたスタッフ全員が満場一致で“ルビッチ見つけた!”という気持ちでゆずなちゃんに決めましたし、オーディションが終わった2~3分後には、ゆずなちゃんのマネージャーに連絡を入れていました」と、決定の経緯を明かした。

 廣田も「演技力は折り紙つきですし、今回のルビッチは子どもらしい無邪気さも必要で。ゆずなちゃんが勇気をもって、セリフ1つ1つに毎回チャレンジしている姿勢を感じ、“これはもうルビッチだな”と思いました。アフレコが終わった時に、ゆずなちゃんにルビッチ役を演じてもらえて心からよかったなと、感じています」と感謝。田中は、「西野さんも廣田監督も、ゆっくりと話しながらも、パキパキと指示を出すんですよね。正直、10歳のゆずなちゃんにはこんな難しい注文は分からないよな。と思っていたんです。でも、ゆずなちゃんは、“はい、分かりました!”っと言って、実現しているんです。見事に応えて演じている姿を見て、本当にすごいな。と、感動しました」と評価。一同が絶賛・満場一致の中で、永瀬は新たなルビッチ役を勝ち取った。

 そんな各人からの言葉を受けた永瀬は、恐縮しながらもルビッチを演じるにあたり「私が演じる時は、1つ問題を乗り越えて成長した、新しいルビッチをつくれたら良いな、と思って演じました」とコメント。難しかった点を問われると、「私がまだ10年しか生きていないので、言葉数が足りないところもあると思うんです。でも、ルビッチの気持ちになると心情をイメージすることが出来たので、それを意識しました!」と役作りについてのポイントを語った。

 そして、話題は今作で登場する新キャラクターに。登壇者と一緒に登場し、永瀬の横に置かれたぬいぐるみ・モフは、今作でルビッチの相棒となるキャラクターだ。西野は、「ルビッチはプペルを待っていても、いつ帰ってくるか分からないので、今回の冒険舞台ともなる千年砦を旅する新たな相棒として、モフと出会います」と、モフが今作での注目キャラクターであることを明かした。

 いよいよ終盤となり、公開を心待ちにしている観客へのメッセージを求められると、西野は「日本映画が1つの転換期を迎えているんじゃないかな、と思っています。映像配信ツールが溢れる中で、いま若い人達が映画館に足を運んでいる流れがある。しっかりその流れに乗っかれるように、頑張りたいと思います。“待つ”“大切な人を信じる”ということをテーマにした物語を描きました。ぜひ、楽しみに待っていていただけたらと思います」と呼びかけ、作品への期待値がより一層高まった会見となった。

 『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、2026年春全国公開。

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『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』「主役ルビッチ声優・サプライズ発表!」動画

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