『ゲースロ』サンサ役、物議かもしたレイプシーンを擁護

世界にセンセーションを巻き起こしたドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、サンサ・スタークを演じ、ブレイクを果たしたソフィー・ターナー。同作は、過激な性描写が物議を醸したが、雑誌Flauntのインタビューでレイプシーンについて振り返り、擁護した。
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本作は、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたHBOのテレビドラマシリーズ。架空の大陸ウェスタロスを舞台に、各地に割拠する七王国の戦いと、外敵ホワイトウォーカーとの死闘が描かれる。2019年に第8章をもってファイナルを迎えた。
ヌードや性暴力が物議を醸した本作だが、ソフィーが演じたサンサも、シーズン2でレイプされそうになり、シーズン5では夫となったラムジー・ボルトン(イワン・リオン)から性的暴行を受ける。シーズン2当時、まだ10代初めだったソフィーは「完全には理解できず」「幼いなりに理解しようと努めた」が、シーズン5では、「起きていることをより理解」出来るようになっていたと振り返る。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』では、多くの人が『なんてことだ。こんな類のものは描けない』と思うような事柄に光を当てたと、当時感じていましたし、今も同じように感じています。トリガーになることは理解していますし、不快感を与えることも理解できます」とコメント。
そのうえで、「女性や、女性たちが何世紀にもわたって闘ってきた事柄、つまり家父長制や、物の様に扱われること、絶え間ない性的暴行との闘いに対し、正義を与えていると感じました。そうした経験を一切していない女性など、一人もいないと思います」と続けた。
そして、「もし、『ゲーム・オブ・スローンズ』が今放送されるとしたら、間違いなく、トラウマ体験を呼び起こす可能性のあると警告文を入れると思います。ですが、かつて女性たちの身に起きた残虐行為から目を逸らすことなく描いた『ゲーム・オブ・スローンズ』に参加出来たことを誇りに思います。この議論に加わることが出来て、誇らしいです」と語った。
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