乃木坂46、「真夏の全国ツアー2025」ファイナル 神宮ライブ記念の10回目「来年もここでお祝いしたい」

乃木坂46が4日から7日の4日間にわたり、東京・明治神宮野球場で「真夏の全国ツアー2025」東京公演を開催。7日のステージでツアーファイナルを迎えた。
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毎年恒例の「真夏の全国ツアー」は、7月5日、6日の北海道公演を皮切りに、静岡、大阪、宮城、福岡、香川、東京の7都市で全16公演を実施。総動員数は26万人にのぼり、そのうち明治神宮野球場には4日間で15万2000人のファンが集結した。
日が沈み始める18時、神宮球場に「OVERTURE」が鳴り響くと、賀喜遥香の「神宮、全員声出す準備できてんのか!」の掛け声とともに「君に叱られた」で開幕。6期生を含む全メンバーが「ジコチューで行こう!」「裸足でSummer」「ガールズルール」と夏曲を次々に披露し、会場のボルテージはいきなり最高潮に達した。
MCで神宮最終日への意気込みを語った後は、中盤ブロックへ。最新の39thシングル「Same numbers」収録曲を立て続けに披露し、6期生楽曲「なぜ 僕たちは走るのか?」では瀬戸口心月を中心にフレッシュなパフォーマンスを展開。ラップ調の「ってかさ」では遠藤さくら、小川彩、賀喜、川崎桜(崎は「たつさき」)、林瑠奈、弓木奈於がリズミカルに歌唱し、アンダーメンバー楽曲「不道徳な夏」ではセンターの金川紗耶が「全員、声枯らせ!」と煽り、会場を熱気で包んだ。
さらに、鈴木佑捺、海邉朱莉、森平麗心が歌い継いだ「君の名は希望」、久保史緒里、井上和、中西アルノによる「ひと夏の長さより…」などでしっとりと聴かせる。「Sing Out!」では賀喜が「このツアーを通して、メンバーみんなのいいところが伝わっていたらうれしいなと思います。私たちだけじゃなく、ここにいるみんなが主役です。みんなで一緒に歌いましょう」と涙ながらに呼びかけ、観客は大きなクラップで応えた。
2014年に始まった乃木坂46の神宮ライブは今回で記念すべき10回目。キャプテン梅澤美波が「11回目へとつないでいくために、そして10回目を迎えられた感謝の気持ちを込めて、次の曲を披露します」と語ると、“明治神宮野球場公演10thメモリアルソング”「真夏日よ」を全員で披露。ファンはメンバーの名前をリズムに合わせてコールし、この日一番の盛り上がりを見せた。
後半は、遠藤&賀喜センターの「Monopoly」、一ノ瀬美空&川崎センターの「ありがちな恋愛」などが続き、梅澤が「ラスト、全部ぶつけて来い!」と煽るとクライマックスへ。「夏のFree & Easy」「おひとりさま天国」「I see...」でメンバーはフロートで観客の元へと向かい、笑顔でファンに手を振った。