『恋に至る病』山田杏奈を必死に追いかける長尾謙杜 物語が転換する場面写真4点解禁

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長尾謙杜(なにわ男子)と山田杏奈がダブル主演する映画『恋に至る病』より、宮嶺(長尾)が景(山田)を必死に追いかける姿や、2人の水族館での初デートシーンなどを収めた場面写真4点が解禁。併せて、本作のオリジナル・サウンドトラックを10月10日より発売することも発表された。
【写真】水族館での初デートシーンも『恋に至る病』場面写真
本作は、斜線堂有紀の同名小説を廣木隆一監督のメガホンで実写映画化するラブストーリー。内気な男子高校生・宮嶺望を長尾謙杜、“殺人犯へと変わりゆく恋人”という二面性のある役柄である寄河景を山田杏奈が演じる。
人付き合いを避け、他人と深い関係を紡がないように生きてきた宮嶺(長尾)は、転校をきっかけにクラスの人気者である景(山田)と出会う。誰とでも明るく接する景は、正反対の性格の宮嶺に自身には無い魅力を感じて興味を持ち、「どんな私でも守ってくれる?」と約束を交わして恋が始まる。
一途に関係を育んでいたふたりだが、同級生の不審死をきっかけに、宮嶺の心に“景が殺人犯かもしれない”という疑念が生まれる―。
今回解禁されたのは、場面写真4点。
宮嶺と景の初デートは水族館。写真には、モノレールに乗る景を追いかけ、自転車を力強く漕ぐ宮嶺の必死な姿と、その様子をモノレールの窓越しに見つめる景の姿が切り取られている。青春らしさあふれるやり取りだが、宮嶺を眺める景の眼差しからは、まるで宮嶺を試すような冷たさもにじみ出ている。
そのほか、水族館でのデート中、水槽をじっと見つめ、何を考えているのかつかめない表情の景と、そんな景のことを想い続ける宮嶺の純粋な表情を捉えた写真も。この初デートで、初めて景の口から“ブルーモルフォ”というゲームサイトの存在が明かされる。ゲームマスターから送られてくるミッションをプレイヤーは1つずつこなしていき、徐々にミッションは過激化、最終的にはプレイヤーを死に至らしめるというこの自殺教唆ゲームに興味津々の景。宮嶺はそのゲームに景が関わっているのではないかという疑念と不安を抱く…。
水族館へ向かう微笑ましいやりとりや、青春満載のきらめく初恋の裏で、確実に近づいてくる“闇”。 物語が不穏さを帯びていき、純粋な恋がやがて“恋に至る病”へと変貌していく、転換点を象徴するカットの数々となっている。好きという気持ちや痛み、光と闇を行き来し、ふたりが辿り着く“切なすぎるラスト4分”と“明かされる本心”とは――?
また今回、本作を彩るオリジナル・サウンドトラックの発売も決定。音楽を手がけるのは、『マイ・ブロークン・マリコ』や『傲慢と善良』など数々の話題作を担当し、映画・ドラマ・CMと幅広く活躍する作曲家・加藤久貴。ピュアで刺激的なラブストーリーに寄り添う繊細な旋律から、胸を締めつけるシーンを彩る緊張感あふれる音まで、宮嶺と景の心の揺らぎをより鮮烈に観客へと伝えている。
映画『恋に至る病』は、10月24日より全国公開。