日曜劇場『リブート』警視庁キャストに伊藤英明、蒔田彩珠ら 野呂佳代が整形外科医役で登場!
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■伊藤英明
台本を読んだ瞬間から、心をつかまれるような作品でした。静かな力強さと、ページをめくるごとに増していく緊張感があって、読みながら気持ちが自然と作品の世界に入っていきました。今回の役は強さの裏にある迷いや葛藤がとても人間的で、“真北という人物は何を抱えて生きているのか”を常に考えながら向き合いました。一瞬一瞬が勝負になる役でした。
鈴木亮平さんとは久しぶりの共演でしたが、やっぱり現場で向き合うと、彼の発する空気に自然と引き込まれます。佇まいに説得力があり、どんなシーンでも“この人とだったら深いところまで行ける”と感じられる俳優です。同じ現場にいるだけで作品の重心がグッと下がるような、頼もしさと刺激がありました。
言葉よりも、表情や静かな間に“人間らしさ”がにじむ場面が多い作品です。派手な演出ではなく、キャラクター同士がぶつかる瞬間の温度や、そこで生まれる“それぞれの愛の形”を感じていただけたら嬉しいです。誰かを想う気持ちにもいろいろな形があって、その微妙な違いや深さが、この作品の魅力だと思っています。キャストもスタッフも本気で向き合って作り上げた作品です。ぜひ、その世界に浸って楽しんでいただければと思います。
■蒔田彩珠
まず、性格の全く違う2人を演じ分ける難しい役どころを鈴木亮平さんが演じられるというだけで、面白いに決まってる!と思いながら台本を読ませていただきました。物語は想像を遥かに超える複雑さで、次々見せる予想外の展開に夢中になりました。亮平さんは以前観た映画での怖い役の印象が強く、お会いする前はとても緊張しましたが、実際はニコニコしていて優しくて面白くて温かい方でした。しかし、現場での熱心な様子や本番が始まるとキリッと別人になる様は、リブートした??と思ってしまう程でした。
今回、初めての刑事役・足立翼を演じさせていただきました。優しく真っ直ぐな性格で、残された家族のため、事件解決のため迷いなく突き進んでいく、視聴者の方に一番近い役どころだと思います。足立と一緒に考察したり、ハラハラドキドキしていただけたらと思います。
そしてサスペンスを楽しむ一方で、登場する全ての人が誰かの為に懸命に戦う愛の物語なんだ!と気がついた時の感動を視聴者の方にも味わっていただきたいです。
■中川大輔
この作品の“愛”の描き方が、僕が今まで観たことない形でとても引き込まれました。ダークな世界観だからこそ輝く愛情があって、台本を読みながら「これが究極の形なのかもしれない」と感じました。
僕が演じる寺本恵土は、若くして捜査一課に配属されたエリートです。少しゴーイングマイウェイな一面もありますが、そこが彼の魅力だと思い、大切に演じさせていただきました。
そして、亮平さんの一人二役は本当に圧巻でした。これまで別の作品で、亮平さんの優しい役も、恐ろしい役も拝見してきましたが、『リブート』ではその両方の表情を見ることができ、一視聴者としても嬉しかったです。
毎話がクライマックスのようにスリリングで、どんでん返しの連続です。皆さんにも一緒に謎解きをしながら楽しんでもらえたら嬉しいです!

