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日曜劇場『リブート』警視庁キャストに伊藤英明、蒔田彩珠ら 野呂佳代が整形外科医役で登場!

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鈴木亮平

伊藤英明

蒔田彩珠

中川大輔

池田鉄洋

野呂佳代

■池田鉄洋

 一話の台本を開いた瞬間、気づけば物語の奔流にさらわれ、すっかり『リブート』の世界に呑み込まれていました。次の台本が届くたび胸が躍り、ここまで「続きが知りたい」と思わされた作品は久しくありません。脚本家・黒岩勉先生の仕掛ける鮮烈な展開に、思わず声が出るほど翻弄されっぱなしでした。

 私が演じる三上章大は、時に親しみやすい上司として寄り添いながら、時に仲間すら疑う冷徹な警察官としての顔を見せる、掴みどころのない人物です。物語の大波にもまれながら、小舟のように揺れ漂う三上が、果たして善なのか悪なのか―その曖昧さに迷い、揺さぶられながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

 そして鈴木亮平さんとは、これが初めての共演。想像を軽々と超えてくる、大きな男でした……背も、器も。作品を心から愛し、信じ、仲間をより高い場所へ導こうとするその姿勢に、計り知れない安心感をもらいました。年下でありながら、つい甘えたくなってしまう不思議な包容力を持つ男―それが鈴木亮平さんです。

 一話ごとに降りかかるピンチ、裏切り、そして家族の絆。息つく暇もないほどの起伏は、ジェットコースターという比喩すら追いつかないほど。これから物語に触れる皆さんが、本当に羨ましい。できることなら記憶を消して、観客・視聴者として最初から味わいたい。『リブート』はきっと、あなたを離さなくなるはずです。

■藤田ハル

 台本を読んだときは、二度三度読まないと状況が理解できない箇所が多々ありました。それくらい難解な立場に登場人物たちが置かれている中で、浮き上がってくるシンプルなテーマに共感と感動したのを覚えてます。

 自分は警視庁警務部の監察官・真北さんの部下、寄居俊役を演じさせていただきました。警察を監視する警察として、組織の中でもエリート街道を順調に進んでいる彼の本心、動機や目的がどこにあるのかを常に探りながら演じました。役柄的に伊藤英明さんとご一緒することが多かったのですが、亮平さんと伊藤さんの大きな背中を感じながらいられた現場に感謝しています。自分がミスした時も心強いアドバイスをしていただき、頭が上がりません。戸田恵梨香さんとの共演シーンは決して多くはなかったのですが、その数少ない場面でも空気が一瞬で変わるのを目の当たりにして、とにかくかっこいい大人がたくさんいる、そんな現場でした。かっこいい大人たちが本気で挑んだ作品が、皆さんにどんな形で伝播して行くのか、自分自身とても楽しみかつドキドキしています。

 皆さんの考察を読むのを日課にしたいと思ってます!(笑) ぜひ、自分の役についても考察してみてくださいね。

■野呂佳代

 とっても面白くて台本を読み進めるのですが、途中で混乱したり、自分も推理・考察して続きが気になってしまっていました。私の役柄は、整形クリニックの院長なのですが、またひとつ新しい職業を勉強することができました。

 鈴木亮平さんはとても優しくて、ちょっとお話しただけでもとても面白い方だなと感じました。勉強熱心で、人をひっぱっていける存在で一緒にお芝居させてもらって、とても勉強になり、同じシーンがとても楽しかったです。また共演できるように頑張りたいです。

 1話から一人二役の鈴木亮平さんの演じ分けがすごく、毎回早く続きが見たくなる作品です。「えっ?! 私がこの役!?」とドキドキプレッシャーに感じましたが・・・まぁ、みてください!!

■プロデュース・東仲恵吾

 『リブート』という物語を、さらに深く、さらに力強く押し広げてくれるキャストの皆様を発表いたしました。皆さん、主人公に“正義とは何か”を真正面から突きつけ、物語の軸そのものを揺さぶる、決定的な存在です。

 伊藤さんには、主人公の“正義”に激しく衝突していく役どころをお願いしました。しかしそれは、ステレオタイプな正義のキャラではありません。誰にも言えない痛みと、人間としての奥深い闇と光を抱えた、もっとも複雑で、もっとも強烈なキャラクターです。その一挙手一投足、一言一句に“魂”を宿せる方は誰か。そう考え抜いた末に、伊藤さん以外あり得ませんでした。

 蒔田さんには、主人公のすぐそばで、誰よりもその揺らぎを目撃する刑事を演じていただきます。ときに支え、ときに迷い、ときに自身の“正義”までも揺さぶられていく。その繊細で複雑な心の変化を、静かに、しかし確かに積み重ねられる方は、蒔田さんだと強く感じてオファーしました。

 中川さんには、現代の刑事像を軽やかに、そして鋭く体現していただきました。

 池田さんは、これまでも作品に新鮮な風を吹き込んでくださった方です。今回も、主人公との関係性にユーモアと優しさを宿し、物語の息づかいを軽やかにしてくれました。

 藤田さんには、底知れぬ不気味さと静かな狂気を秘めた役をお願いしました。

 野呂さんは、主人公を“整形する側”という特異な立場でありながら、彼女自身の中にも強い“正義”を抱えている役を演じていただきます。どこかに本当にいそうで、しかし簡単には出会えない―そんな絶妙な“人間像”を体現できる方です。

 キャストの皆様は、まるで物語そのものと闘うかのような熱量で、この『リブート』に挑んでくださいました。心の奥で燃え続ける“魂の芝居”を、どうか全身で受け止めていただけたらと思います。

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