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櫻坂46四期生、「新参者」を完走 2名欠席の中で熱量高くパフォーマンス

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 メンバーがステージを去ると、雑踏の音をバックに、静寂をテーマにした朗読が流れ始める。そして、ステージには新たな衣装に着替えた7人の姿が。無音の中で7人が力強く踏み込むステップの音だけが響き、その流れから「静寂の暴力」へと突入していく。加入前の合宿の課題曲として果敢に挑み、6月に開催した四期生初の単独公演『櫻坂46 四期生「First Showcase」』でも披露したこの曲だが、この日は以前よりもさらに成長したパフォーマンスで観客を夢中にさせた。ブレイクパートでは数十秒の沈黙と暗転が続き、佐藤が〈喋りたい願望を捨てて 沈黙を愛せるか?〉のセリフを搾り出すように放ち、楽曲はクライマックスへと突入。最後まで続く一糸乱れぬダンスに、観客も息を呑んだ。

 ステージ上の7人に惜しみない拍手が送られると、中川センターの「五月雨よ」で空気は一変。緑一色に染まった会場に、優しく温かな歌声を届けていく。さらに、美しいピアノの音色から「I want tomorrow to come」が始まると、ドラマチックな展開を持つこの曲を、勝又春を中心に据えたメンバーは先輩メンバーにも負けない迫力ある歌とダンスを、見事に提示してみせた。

 ライブ中盤には、今回の『新参者』でメンバー1人ひとりに課してきた20問20答の特別版として、キャプテン松田里奈のナレーションによる質問に7人が次々と回答。この期間を振り返るような設問に対し、7者7様の答えで場を和ませる。

 「UDAGAWA GENERATION」にてライブ後半戦に突入すると、中川をセンターに迎え元気いっぱいのダンスで会場を沸かせる。その流れを引き継ぐように「コンビナート」「港区パセリ」が連発されると、勝又を中心に息の合ったパフォーマンスで会場の空気を掌握。メンバーとBuddiesがクラップで一体感を作り上げる「マンホールの蓋の上」ではギアが一段高く入り、照明や観客のペンライト真っ赤に染まった会場で7人は気迫に満ちた歌とダンスを届ける。

 さらに、「もう一曲 欲しいのかい?」では浅井の煽りを受け、全身を使った大きな動きで会場の熱気を数段高め、センター松本和子の存在感がキラリと光る「Dead end」では豪快さの際立つダンスでライブをクライマックスへと導く。そして、佐藤を含む7人が全身全霊のパフォーマンスを叩きつける「承認欲求」で、会場の熱気が最高潮に到達したところでライブ本編はフィナーレを迎えた。

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