『ESCAPE』第9話 “大介”佐野勇斗、依存症を抱えた母親と対峙 物語はクライマックスに突入
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桜田ひよりと佐野勇斗(M!LK)がダブル主演するドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の第9話が今夜放送。大介(佐野)が自らの宿命である依存症を抱えた母と対峙する。
【写真】『ESCAPE それは誘拐のはずだった』第9話より
本作は、完全オリジナル脚本の“予測不能な逃亡劇”。演出は『恋は闇』の小室直子、脚本は『放課後カルテ』のひかわかよが手がける。
■第9話あらすじ
誘拐事件をきっかけに逃亡生活を続けてきた八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田)と誘拐犯・林田大介。自身のおぞましい出生の秘密を知り絶望した結以だが大介に命を救われ、結以の叔母夫婦・霧生京(富田靖子)と霧生忍(神尾佑)の別荘に匿われた。
2人はそれぞれの未来のために離れることを決断。結以は坪井(猫背椿)の店で修行して自立した人生を歩む意思を固め、大介は自動車整備士としてやり直すために自首しようとするが…。その矢先、誘拐犯グループのメンバーで大介に裏切られたと逆恨みしている山口健二(結木滉星)が、大介の母・智子(野波麻帆)を拉致。「おまえの母親は預かった。助けてほしけりゃ八神結以を連れて来い」と脅してきた。
ギャンブルで借金を重ねる智子を憎みながらも見捨てることができない大介と、その気持ちを察する結以。京と忍の反対を押し切って山口のもとへ向かった2人だが、大介はスタンガンを持つ山口に倒され、結以と共に拘束されてしまう。
結以の身を心配する京と忍は、週刊誌記者・白木(山口馬木也)に連絡し、「山口健二という人間について調べてもらえますか。誘拐犯グループの1人です」と調査を依頼する。
一方、捜査から外れながらも大介のことを案じている少年課刑事・小宮山(松尾諭)と捜査一課の田端(日高由起刀)は、智子の行方が分からなくなっていることから誘拐事件との関連を疑い始める。そんな2人に、京の依頼を受けた白木が山口の情報を求めてくる。山口が誘拐犯グループの1人であることを知った小宮山と田端は、以前その名前がサイトーモータースの顧客リストにあったことを思い出し、急いで山口の行方を追う。
そんな中、京の別荘には、病院を抜け出した結以の父・八神慶志(北村一輝)が現れる。「お願いします。私を助けてください」慶志は、京が所有する八神製薬の株を、敵対的買収を仕掛けているフーバー社に売却しないでほしいと懇願する。
山口による拉致監禁事件の中、大介は自らの宿命である依存症を抱えた母と対峙せざるを得なくなる。その時大介が智子に対してとった選択とは。逆恨みを加速させる山口、再び動き出した警察、そしてすべてを賭けて行動する崖っぷちの慶志。誘拐事件をきっかけに動き出した物語は、いよいよクライマックスに突入する。
ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』は、日本テレビ系にて毎週水曜22時放送。

