宮野真守&WEST.神山智洋が劇団☆新感線にカムバック! 音楽劇『アケチコ!』6月より上演
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■作:福原充則
25年ほど前、とあるイベントで15分くらいの作品を上演した際に、当時の新感線の社長Hさんが見にきて、「やるじゃん。がんばれば?」と声をかけてもらい、そのイベント限りのつもりだったユニットを劇団化したのが、私の作・演出家としてのスタートでした。あれから25年、すっかり老けきった作家になってから届いたまさかのオファー。何からはじめていいのか迷い、とりあえず革ジャンを買いました。
打ち合わせの際、いのうえさんから出てくるアイデアは、大学生の時に友人と午前4時の飲み屋で話したような話、という印象です。小学生の頃のバカ話とか中学生の妄想よりも、たちが悪い。社会の仕組みを知ってから、なお外すタガ…。
重装甲車劇団の新感線からどんな弾を発射したら楽しいのか、想像しながら書きました。そして出演者の方々へのラブレターだと思って書いたので、人の恋文をのぞき見する気分でお越し下さい。
■主宰・演出:いのうえひでのり
今回はいつもの<Rシリーズ>からは変えて、耳に優しい(笑)ちょっと古い60年代くらいを意識した音楽でいこうかと。少し冒険的な、いわゆるいつもの新感線とは一線を画す方向で作っていく予定です。もちろんストレートなミュージカルには絶対にならないし、お話としてもちょっと魔訶不思議なアングラっぽくなるというか。今の新感線でそういう世界観をやったらどういう風になるだろう?と思ったんです。
福原君は、演劇においてのデタラメみたいなところを書ける人なので、可能な限り福原君の持っている変さ、気持ち悪さ、アブノーマルさを大事にしたい。
マモ(宮野)は歌えるし、エンターテイナー。これまでの『髑髏城の七人』や『神州無頼街』とは違う色の作品がいいなと思いつつ、それでも歌があって、ベラベラ喋りまくるみたいなキャラクターは本人も得意だろうし、そこはマモありきで出てきた役ではありますね。カミちゃん(神山)も、ずっと「また出たい」と言ってくれていて、やっと実現します。彼も歌えるし、お芝居もどんどん上手になっていることは知っているので何の心配もないです。
(石田)ニコルは『薔薇とサムライ2』の時に「こんなに出来るんだ!」と驚かせてくれていたので、今回は音モノで、女優さんの役なので、しっかり歌えて押し出しの強い彼女ならピッタリです。浜田くんは前からずっと、あの妙ないい意味での一癖ある不思議な気持ち悪さが新感線に合うなと思っていて。志田さんは、「一人、若い子を絶対いれましょう」みたいな話になった時に、推薦してもらいました。そうしたら福原くんも彼女を知っていて、面白いことも出来そうだということで今回頑張ってもらうことになったわけです。
粟根さんは見たことあるけどいつもとちょっと違う、珍しいほうの役ではある。古田くんもこれまで演じてきた『ロッキー・ホラー・ショー』のフランク・フルター、『宇宙防衛軍ヒデマロ』シリーズのビリィにはならないように、何とかしたいなと思ってます(笑)。
今までの新感線の王道の作品とは確実に雰囲気の違う舞台になるので、僕自身も楽しみでもあり、ワクワクしています。お客さんはもしかしたら最初とっつきにくいと感じるかもしれませんが、歌も笑いもいつも以上に満載なので!楽しんでいただけると思います、期待してください!!

