もしチンパンジーが狂犬病に感染したら――『おさるのベン』が描く現実と地続きの悪夢
『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のヨハネス・ロバーツが監督・脚本を務める密室パニックシチュエーションスリラー映画『おさるのベン』。本作は、発症すれば致死率ほぼ100%のウイルス・狂犬病と、人間にもっとも近いとされる動物・チンパンジーを掛け合わせたパニック・シチュエーションスリラーだ。家族として愛されてきた存在が、ウイルスによって制御不能な脅威へと変貌してしまう。本作が突きつけるこの恐怖は、実は単なるスクリーンの向こう側の話ではない。我々の日常のすぐ隣に横たわる、いつ起きてもおかしくはない最悪のシナリオなのである。
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