伊藤健太郎が一人5役に挑戦 診断系SFコメディドラマ『TYPEなに?』3.20放送
■伊藤健太郎(結城翔役)
――脚本を読まれた印象は?
今回、結城翔という演じる人物をベースに、一つの性格に特化した4タイプ(協調、堅実、カリスマ、研究)をそれぞれ演じたのですが、最初にこの企画のお話をいただいたときは「どう演じ分けようか...」と不安もありました。ただ、これまでにやったことのない初めての経験だったので、新しいことにチャレンジできる喜び、ワクワクはすごくありましたね。
――初の一人5役ということで、演じてみていかがでしたか?
自分の頭の中にある引き出しをばーっと出して、それぞれのキャラクターに合うような動きや仕草、話し方などは研究して撮影に臨みました。全く違うキャラというよりは、結城の中にある4タイプという演じ方を心掛けたので、全くの別人を演じるほどではなかったですが...1日にすべてのキャラクターを演じていたので大変ではありました(笑)。特に、研究タイプは独特な演じ方をしていたので、短い時間の中で別の役に切り替えるまで時間がかかったりもしました。
――今回は、全シーンが真っ白なスタジオで撮影されましたが、その撮影スタイルの印象・感想もお聞かせください。
映像では、パッと照明がついたら目の前に自分と同じ顔をした4タイプの人間が立っていてやり取りをしていくんですが、撮影時は何もない誰もいないスタジオで自分一人が白い壁に向かって喋るんです。相手がいないという初めての撮影スタイルだったので、目線の動かし方や仕草のひとつひとつは苦労しました。
ただ、シーンによっては自分の代役として5人の役者さんがいてくださって、お芝居をしていただいたんです。監督さん、カメラマンさんをはじめスタッフの皆さん、代役の方々と一緒に試行錯誤しながら最初から最後まで撮影を進めることができて、僕自身とても刺激になりましたし勉強になりました。改めて「お芝居って本当に面白いな」と感じた現場でしたね。
――最後に、ドラマの見どころをお聞かせください。
実は、自分の性格タイプって調べたことがないんですが、性格診断ってよく話題になると思いますし、やってみていろいろと感じた方も多くいらっしゃると思います。今回のドラマでは、性格診断で人生のいろんなものを決めてきた主人公が(AIによってリアルに生成された)自分の中の4種類の性格に特化した“自分”と会って話すことで、何を感じてその先の未来を歩んでいくんだろう――というのがひとつのテーマなんです。
近未来SFのお話ではありますが、主人公・結城を通して自分自身を見つめなおすきっかけになったり、物事の見方がちょっと変わったりするような楽しみ方もあると思います。僕自身、結城本人と4タイプの未来を演じ切って“やり抜いた!”と心から思えた作品になりました。ぜひラストシーンまで見ていただければと思います。

