『VIVANT』“ブルーウォーカー”花岡すみれ、セットに入った瞬間「太田梨歩になったんだな」強く実感
――特徴的な太田の部屋のセットに入った時は、どんな印象でしたか?
セットに入った瞬間に、「私は今、太田梨歩になったんだな」と一番強く実感しました。壁のステッカー1枚、机の上の散らかり具合一つとっても、スタッフの皆さんが細部までこだわって作ってくださっていて。あの空間から受け取るエネルギーは、お芝居をする上ですごく大きかったです。
ちなみに、部屋にあるリンゴは、実際に私がかじっています。放送を見た周りの方から「ちゃんと栄養のあるものも食べないと」とツッコまれることがあります(笑)。
――モニター越しに海外で起きている出来事を想像しながら演じる難しさもありましたか?
特に印象に残っているのが、爆発のシーンです! 台本には「爆発」とひと言書いてあるだけで、私が頭の中で想像していたものと、実際に海外で撮影された映像のスケールが全然違っていて(笑)。
最初はスタッフの方が手や表情を使って「バーン!」と説明してくださるので、それを頼りに驚いてみるんです。でも、監督から「そんなもんじゃないよ、 もっと激しいんだよ!」と教えていただいて、「え、そんなに!?」って(笑)。そこから、海外ロケを終えたスタッフの方に実際の様子を聞かせていただいたり、第1シーズンをあらためて見返したりしながら、自分の中のイメージをどんどん膨らませていきました。
日常ではなかなか体験しないような規模の出来事を、実際には目の前にない状態で想像しながら演じる。想像力をフル回転させてお芝居をするのは初めての経験で、すごく刺激的でした。
――第14話では、逃亡した警視庁サイバー犯罪対策課の「ホワイトハッカー」東条翔太(濱田岳)を、乃木の別人格・F(堺/二役)が追い詰めるところで幕を閉じました。疑惑が次々と広がる中、第15話はどんなところに注目してほしいですか?
第15話は、これまで以上に「誰が裏切るのか分からない」「敵がどこにいるのか分からない」という、ヒリヒリした緊張感が加速していくと思います。
味方だと思っていた人が本当に味方なのか、逆に敵に見えている人にも何か理由があるのか…。さまざまな人物の思惑が入り交じっているので、これまで散りばめられてきた伏線を振り返りながら、「あの時のあれは、こういう意味だったのかな」と思っていただけると、より楽しめると思います。
乃木の瞳に感じた、人を惹きつける力。孤独に画面と向き合ってきた太田は、その力に導かれながら、さらに大きな『VIVANT』の渦中へと踏み込んでいく。
日曜劇場『VIVANT』第2シーズンは、TBS系にて毎週日曜21時放送。
