50億円で別班を売った? 野崎と新庄が選んだ道とは――『VIVANT』第14話をおさらい
関連 :
日曜劇場『VIVANT』(TBS系/毎週日曜21時)の第15話(第2シーズン第5話)の放送を前に、前週に放送した第14話のストーリーをおさらいする。
【写真】「東条、後ろ!!」 視聴者震撼の乃木のニヤリ顔 第14話衝撃のラストシーン
■50億円で手に入れたもの
兄のように慕っていた男が、別班を売った?――自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する乃木憂助(堺雅人)の前に突きつけられたのは、警視庁公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)が、別班員の情報を流出させたという衝撃の事実だった。
50億円が動き、新庄浩太郎(竜星涼)は「光の下で生きられない」と告げられ、警視庁からはまた一人が逃げ出す。
ここらからは、第14話の野崎の真意、新庄の決断、そして逃げる東条を追っていく。
解体した国際テロ組織・テントの「モニター(協力者)」として、元リーダーで乃木の父親でもあるノゴーン・ベキ(役所広司)の脱獄を手助けし、別班員5人の情報を流した疑いをかけられていた新庄。乃木はその行方を追い、タイで身柄を確保した。だが、新庄は情報流出に関わっていないことが判明する。
代わって浮上したのは野崎だった。丸菱商事専務でベテラン別班員でもある長野利彦(小日向文世)を前に、乃木は「信用しきっていました」と自らの判断を悔やんだ。新庄の追跡をロシア方面へ向けた野崎のひと言。振り返れば違和感はあった。それでも疑い切れなかったのは、バルカ共和国で出会って以来、幾度も行動をともにし、兄のように慕っていたからだ。その様子を見た長野は…。
一方、野崎は古代の浴場跡から謎の男性と歩き出す。その男性の言葉から、10時間以上も貨物コンテナに身を潜め、国外へ脱出していたことが分かる。その後、野崎が面会したのは、ワイングラスを手に現れた女性。
彼女が用意した野崎の新たな口座へ、別班員5人を引き渡した報酬として振り込まれた金額は、なんと50億円だった。謎の女性は執拗にテントの話を聞きたがる。そこで野崎は、テントの情報を“保険”として残し、「俺はまだ信用されてねえようだな、ならこっちもだ」と相手をけん制。テントが運営していた孤児院に、彼女が強い関心を示したことも見逃さない。
野崎と行動をともにする女性の正体を突き止めたのは、「ブルーウォーカー」こと天才ハッカー・太田梨歩(花岡すみれ)だった。野崎と一緒にいた女性を顔認証にかけると、かつて中国公安部の第6局長を務めた樊林杏(ハン・リンシン/宮下今日子)と一致した。
樊は現在、多国籍の民間情報機関「Xinxi(以下、シンシー)」の責任者とみられていた。別班のスーパーコンピューター・AIハヤト(声・高山みなみ)によれば、シンシーは「表向きこそ多国籍の民間情報機関。裏を返すと、簡単にいえば“中国の別班”のような組織だ」。素性を伏せられてきたキーパーソンが、ついにその正体を現した。
顔認証で捉えた樊の動きを追うことで、乃木たちは野崎の新たな足取りをつかむ。その先に、拉致された別班員5人はいるのか?
