迫田孝也、『VIVANT』第2シーズンで再撮影も “山本”の愛されぶりには「ちょっと困ります(笑)」 『悪役会議室』3人衆の約束事も明かす
――ワニズ役の河内大和さん、ゴビ役の馬場徹さんとは、第1シーズンの劇中では接点がありませんでした。3人で『悪役会議室』を始めて、どんな関係になりましたか?
最初にエチュードというか、小芝居から始まるんです。みんな俳優なので、そこでお互いの呼吸をつかめましたし、回を重ねるうちに、それぞれのポジションや役割もかなり早く見えてきました。
唯一の不安要素は、物語の中で3人に共通の思い出がないこと(笑)。でも、同じ立場で第2シーズンを楽しんでいるので、そこですごく意気投合できました。
――本編も3人でリアルタイム視聴しているそうですね。
熱量が大事だと思っているので、日曜21時から観られる時はちゃんとみんなで観ています。そのままの熱量で、23時からの配信に臨むんです。これは「そうしよう」と決めたわけではなくて、自然とそうなりました。21時にTBSに行くとみんな揃っているんですよ。「同じ思いだね」って(笑)。
放送後もお互いに考察しすぎないようにしています。スタッフさんの中には先の展開を知っている方もいるので、うっかり答えを聞いてしまわないように、なるべく我慢して、本番を迎えるようにしています。
■「決して信じるな」迫田孝也が感じる『VIVANT』らしさ
――第2シーズンでは新たなモニターたちの存在も明らかになっています。山本自身への見方に変化はありましたか?
第1シーズンだけだったら、僕もテントのモニターとして、もっと暗躍していたイメージを持っていたんです。でも新庄さんの動きだったり、チョッキー(タイの実業家・チョッキー・テーパーニット/OHM)もモニターだと判明したり、いろいろな情報が出てきたことで、「モニターってこういう構造なんだ」と僕自身も勉強している状態です。
そうすると、僕が思い描いていた山本のテント内でのポジションがどんどん低くなってきて(笑)。「俺だって頑張ったつもりだったけどな」と思っています(笑)。
――迫田さんが感じる『VIVANT』らしさとは何でしょうか?
「決して信じるな」ということでしょうか。僕は、目の前で起きていることをまだ何も信じていません。野崎さん(公安部外事第4課の野崎守/阿部寛)が裏切ったのかも、新庄さんが死んだのかも。そして、山本が死んだのも信じていません(笑)。
でも真実は絶対にある。山本としてはそこにいち早く気づいて、『悪役会議室』の中でリーダー的な仕事をしたいですね。今は本格的な考察の仕事をワニズに持っていかれて、僕は天使の輪を付けたマスコットキャラクターみたいになっちゃっていますから(笑)。
最終回では「やっぱりあんたがリーダーだった」と、2人にも視聴者やリスナーの皆さんにも納得してもらいたいです。
――では、第2シーズンで今もっとも注目している登場人物は?
僕、と言いたいところなんですけど、関係者からも「お前は死んでいる」と言われていますので…(笑)。
やっぱり乃木さんですね。物語の中心にいて、日本を守るという信念を持ちながら、表の顔と裏の顔がある。F(堺/二役)という存在もいますし、第1シーズンでも驚かされました。今回もどこかで、我々視聴者をあっと驚かせるような存在になるんじゃないかと思っています。
「見守る」のではなく、復讐の隙を狙いながら『VIVANT』に関わり続ける山本。死んだことさえ「信じていない」と語る迫田の中では、山本の物語はまだ終わっていない。『悪役会議室』で真実をいち早く見抜くのか、それとも再び物語の中へ戻ってくるのか。天使の輪を付けた『悪役会議室』のリーダーの行方は、まだ誰にも分からない。
日曜劇場『VIVANT』は、TBS系にて毎週日曜21時放送。『VIVANT 悪役会議室』は、TBSラジオにて毎週日曜23時放送・配信。
