ヒュー様も訪れた『ウルヴァリン:SAMURAI』ロケ地・増上寺でDVDヒット祈願

アメコミの実写化として絶大な人気を誇る『X‐MEN』シリーズ。舞台を日本に物語が繰り広げられた『ウルヴァリン:SAMURAI』の公開は、日本人として嬉しかった人も多いだろう。その『ウルヴァリン:SAMURAI』ブルーレイ&DVDがリリースされるのを記念して、本編のロケ地にもなった芝大門の浄土宗大本山、増上寺にて、ヒット祈願が行われた。
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カナダでひっそりと暮らしていたウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は、かつて命を救った日本人実業家の矢志田の使いで現れたユキオ(福島リラ)に連れられ、日本へ向かう。病に侵された矢志田はローガンと再会した直後に死去。ほどなくして葬儀が大々的に執り行われるも、ギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の息子シンゲン(真田広之)の娘で、矢志田から事業の後継者に選ばれたマリコ(TAO)とともにそこから逃げ出す。
増上寺は本編における葬儀場のロケ地。本殿の前の大階段を、ローガンとマリコが逃げるシーンが印象的に使われている。また増上寺会館から光摂殿へと続く屋根瓦の上では、マリコを慕う忍者ハラダのアクションが撮影された。
ヒット祈願には、海外からもメディアが集結。本殿横の安国殿にて、発売元である20世紀フォックスの本国関係者参列のもと、厳かに行われた。僧侶より経が読み上げられ、その後、順にお香をくべていき、最後に僧侶から徳川家の菩提寺である増上寺の説明と、ヒットへの願いが述べられた。
続いて境内の案内がなされ、一行は、徳川二代秀忠公・六代家宣公ら六人の将軍や皇女和宮さまらが埋葬されている徳川将軍家墓所へ。普段はそう機会のない住職からの説明に、20世紀フォックスの関係者も熱心に耳を傾けていた。
その後も、狭い階段を上って、普段は入ることのできない三解脱門の中へ。ヒュー・ジャックマンたちでさえ足を踏み入れていないという貴重な空間に、一行もありがたみを覚えていた。また内部中央に八角形の輪蔵を配する、都の有形文化財指定の経蔵も巡り、輪蔵を一回転させると、すべての経を読んだ功徳が得られるということで、輪蔵には次々と手が。祈願と輪蔵のご利益で、『ウルヴァリン:SAMURAI』のブルーレイ&DVDヒットも磐石だ。
『ウルヴァリン:SAMURAI』ブルーレイ&DVDは2014年1月8日リリース。ブルーレイには、劇場公開版とは異なる本編(エクステンデッド・エディション)と別エンディング、さらに「X‐MEN」シリーズ最新作のセットツアー映像などが収録されいる。また、現在デジタルHD(デジタルセル)およびオンデマンド配信(デジタルレンタル)にて同時配信中。