SKE48、初ナゴヤドーム2日間公演を成功！珠理奈「日本一、世界一になる」
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SKE48が、地元・ナゴヤドームで、1日、2日と2日間、コンサートツアー「SKE党決起集会。『箱で推せ！』」千秋楽公演を開催。目標としてきた夢のステージに2日間で6万6000人のファンが集まった。
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1日目は、地元・名古屋にちなみ、中日ドラゴンズの投手として活躍した坂東英二が登場。武将姿でナゴヤドーム公演の幕開けを高らかに宣言し会場を盛り上げる演出も。
記念すべきナゴヤドーム公演1番目を飾ったのは、1期生のユニット曲「神々の領域」。初期メンバー１期生は7名で、佐藤聖羅は2月で卒業を発表したばかり。苦しさや仲間との別れをどのメンバーよりも味わってきた1期生は、互いに寄り添いながら夢の大舞台の実現に目を潤ませた。
また、SKE48との兼任を務めていたAKB48北原里英がサプライズで参加。地元でもある名古屋への凱旋を「単独ナゴヤドームが決まった時は自分のことのように嬉しかった。そして今日一緒にステージに立ててさらに嬉しいです！」と変わらぬ愛を語り、終盤まで多くの楽曲に参加し続け、束の間の“里帰り”を楽しんでいた。
アンコールでは、3月19日発売の新曲「未来とは？」を“逆回転”でのパフォーマンスで初披露。ミュージックビデオ撮影も行われ、今後逆回転して正式に公開される予定という。
2日目は、カップリングで人気の高い曲やソロ曲やユニット曲を中心に展開。終身名誉研究生の松村香織は、指原莉乃プロデュースの「マツムラブ！」の披露前、メンバーに“はげたん”とイジられご機嫌斜めだったが、熱い“かおたん”コールに珍しく目を潤ませ、最後は「みんな大好き－！」と絶叫。
松井珠理奈は、SKE48に入って間もなくAKB48としての活動もスタートした当時の想いや苦悩を明かし、「私にとっても色々な意味で胸がキュンとする曲」と紹介して、自身の運命を大きく変えたと言ってもいい「大声ダイヤモンド」をソロで披露。AKB48との活動と並行しながらも、結成以来SKE48を引っ張り続けたエースには大きな拍手と歓声がおくられた。
さらに、乃木坂46「おいでシャンプー」、NMB48「カモネギックス」、AKB48「十年桜」、HKT48「メロンジュース」と、他の48グループの楽曲にも挑戦し、会場を盛り上げた。
クライマックスでは、SKE48カラーのオレンジのペンライトの明かりが会場を埋め尽くす中、松井珠理奈のほか1期生・佐藤実絵子、大矢真那、出口陽や、卒業を控える佐藤聖羅、向田茉夏が挨拶。1曲目から涙が溢れた佐藤は、「最後の公演まで泣かないって決めていたんですけど、皆さんの愛がとっても嬉しくて涙になってしまいました」と感激。続けて、「3月からは私ひとりで芸能界の活動をしていくんですけど、とっても怖いなって、皆がいなくなって淋しいなっていう気持ちもあります。でも、このさみしさを乗り越えた後に自分の夢が叶うと思っているので頑張りたいと思います」と旅立ちの決意をファンに伝えた。
3月で卒業する向田も、「去年、ナゴヤドームライブをやると聞いたときは、まだちょっと早いかなと思うところもありました。でもこの2日間を通して、そういうことを思っていたことが全然気にならない、とても素敵で輝かしい時間でした。ここから見える景色は絶対に忘れません」とコメント。
そして珠理奈は、「夢としていたナゴヤドームですけど、まだまだ満足は出来ません。これからもメンバーひとつになって、ファンの皆さんともひとつになって、もっともっとSKE48が日本一、いや世界一になれるように頑張ります」と次のステップに向けて新な誓いを宣言した。
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