阿部寛、『いいとも!』ファミリーだった!俳優になったのはタモリのおかげ!?

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俳優・阿部寛が、7日放送のフジテレビ系『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングにゲスト出演した。
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実は『いいとも!』出身タレントの1人という阿部は、久しぶりのタモリとの対面に「ご無沙汰しています」と一礼。阿部が番組に初登場したのは、1987年で当時23歳。「格好いい男はどんな風にしても格好いいだろう」というコンセプトのもと、メンズノンノのモデルだった阿部が、被り物や変な格好をさせられるコーナーに3、4回出演したという。
あれから27年。タモリは阿部の初出演時のことをハッキリ覚えていると語るも、当時のパネルが登場すると「阿部ちゃん、こんなだった!?」と驚愕。20代の頃は清々しい好青年といった風情で格好良さは変わらないが、精悍になった現在の阿部の方が「圧倒的に良いね」と褒め、阿部を喜ばせた。さらに、タモリは「俺が阿部ちゃんに格好いいから俳優やれば? とすすめた」と当時を振り返る。しかしその頃、阿部は就職活動中だったため、曖昧な返事しかしなかったという。実は、技術関係の会社の面接を2、3社受けたのだが、モデルとしてある程度顔を知られていたことから、会社の女の子に騒がれてダメになったという過去も吐露した。
そんな阿部が主演を務める、4月26日公開の映画『テルマエ・ロマエII』の撮影秘話も披露された。日本人俳優の中から選りすぐりの濃い顔俳優が出演することでも話題の本作。ロケ地・イタリアでは、300人のエキストラより顔が濃かったようで「北村(一輝)君なんて圧倒的」とその濃さを絶賛。「現地の人からも『お前ら日本人で古代ローマ人やるのか? 全然違和感ないぞ! 』と言われたり、上戸彩ちゃんは、エキストラの中から自分たちを探し出せなかった」と濃い顔エピソードで会場の笑いを誘った。
今では日本を代表する演技派俳優に成長した阿部寛。そのきっかけを作ったのはタモリの何気ない一言にあったのかもしれない。阿部はもちろん、久しぶりの『いいとも!』出演をタモリも存分に楽しんでいたようだ。
次回10日のゲストは俳優・渡辺謙。電話では「顔が濃いのが続きますが…いいとも!」と出演を快諾した。