イギリスで「カエル横断中のため」道路が1ヵ月閉鎖に!

欧米諸国は動物愛護活動がとても盛ん。中でも先進的なイギリスは、日本よりも100年ほど先を行っているらしい。そんなイギリスで、カエルのために道路を1ヵ月間閉鎖したという仰天の話が飛び込んできた。
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ロビン・フッドで有名なノッティンガムシャー州。ここのビーンフォード・レーンという道路は、ヒキガエルの集団が産卵場所に移動する際、安全に道路を横断できるようにと31日間に渡って閉鎖されることになった。
ヒキガエルの道路横断保護運動をするマーガレットさんが、1999年から毎年州議会に「カエルが産卵のため無事に道路を渡れるように閉鎖して欲しい」と申請を出しており、ついにその許可が下りて実現することに。
マーガレットさんの念願叶って、2月28日の午前7時から3月31日の午後6時まで、通行車は別の道路へと迂回させられることになったそうだ。動物愛護において、日本はイギリスからの影響を受けている部分があるというが…日本も100年後にはカエルに道を譲ることになるのだろうか。