人気海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が映画化?原作者が可能性を思案

現在アメリカでは4月に第4シーズンの放送を控えている海外人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。本シリーズの原作者ジョージ・R・R・マーティンは、映画化も視野に入れているようだ。
【関連】映画並みのスケール『ゲーム・オブ・スローンズ』フォトギャラリー
マーティンはThe Hollywood Reporterに対し、「TVシリーズがどのくらい続くかによる。7年間続くか?それとも8年間か。10年間続くこともあるか?原作(の規模)は大きくなるばかりだ。話をつなぎ合わせるために映画化が必要かも知れない」と話したそうだ。マーティンは1億ドル(約100億ドル)の予算があれば2時間ほどの作品ができると考えているようだ。
本ドラマはマーティンのファンタジー小説『氷と炎の歌』に基づいているが、マーティンは映画化に関して、前日譚となる『ダンクとエッグの物語』をベースにするのもいいと考えているとのこと。
「このシリーズ(『ダンクとエッグの物語』)では3作書いたが、あと12前後の物語を構想している」とマーティン。新しい物語には『ゲーム・オブ・スローンズ』の登場人物たちの直系の先祖を登場させる構想らしいが、どのように繋がるのかは明かさないと話していたそうだ。
映画化の話はマーティンが考えていることで、具体的な企画が進んでいるわけではない。だがHBOでは過去に、ニューヨークを舞台に4人の独身女性の生き様を描いたドラマ『SEX AND THE CITY』がその人気にあやかり映画化された経緯があり、『ゲーム・オブ・スローンズ』の評判を考えれば、映画化はあり得ない話ではなさそうだ。