窪塚洋介「ヒーハー!」ブラマヨのギャグいじる 池畑慎之介も「ピーター!」と便乗

関連 :
映画『サンブンノイチ』初日舞台挨拶が4月1日に都内で行われ、監督の品川ヒロシをはじめ、本作に出演した藤原竜也、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、田中聖、中島美嘉、窪塚洋介、池畑慎之介☆、原作者の木下半太、主題歌を担当した→Pia‐no‐jaC←が登壇した。
【関連】『サンブンノイチ』小杉イジりの爆笑舞台挨拶フォトギャラリー
本作は『ドロップ』『漫才ギャング』に続く品川ヒロシ監督の第3作。人生一発逆転を賭け、銀行強盗を成功させた3人の男、シュウ(藤原竜也)、コジ(田中聖)、健さん(小杉竜一)は手に入れた大金をサンブンノイチずつ分け合うはずだったが、この大金を狙う悪党たちが出現し、騙し合い奪い合いが繰り広げられる。
大歓声を浴びながら壇上に出演者らが揃うと、一人の出演者に違和感を感じた観客から笑い声が。主役の一人、健さんを演じた小杉が容姿が瓜二つで本作にも出演する赤羽健一(ジューシーズ)と入れ替わっているというエイプリルフールならではの演出があった。
しかし、「ちょっと~!おかしいでしょ!」とツッコミを入れながら登場した小杉に対して品川監督が「この演出いります?」と話すなど登壇者からは冷たい反応。小杉は「おい、共演者もうちょっと笑ってくれよ!」と嘆きながらも会場は笑いに包まれた。
さらに“小杉イジリ”は続き、闇の帝王・破魔翔を演じた窪塚は「ラブ&ピース!窪塚です!ヒーハー!」と小杉のギャグで会場の爆笑をさらい、伝説的金貸し・渋柿多見子を演じた池畑もこの勢いにまかせて「ピーター!」と便乗。小杉も「いや、ありがたいけど、ヒーハーは僕のものですから!」と一人汗をかきながらツッコミに追われていた。
出演者たちの仲の良さが伝わる舞台挨拶となったが、特に仲の良さを感じさせたのが主役の藤原、田中、小杉の三人。田中は藤原との共演について「もっとクールな人だと思ったんですが、一緒にバカ話をしたり、ふざけたりしてくれて打ち解けることができましたね」と話した。
田中と小杉の印象的なエピソードとして品川監督が「埼玉のラブホテルのシーンが小杉さんの最後のシーンだったんですが、聖君は出番がないのに隣の部屋に隠れてて、クランクアップの瞬間に小杉さんのために花束を持って現れたんです」と明かしたものの、小杉はこの男気溢れるエピソードに納得がいかないようで「いや、でもそのあと僕のホコリだらけの車に指で『田中聖、参上』って書いて帰ったんですよ、コイツ!なに考えてるんですか!」と怒りをぶちまけていた。
最後に藤原は「この映画は飽きさせない展開で、2度観ても面白いので、これからも応援してください」と客席に呼びかけ、品川も「今日ここに揃った方々の個性をごちゃごちゃにしたものがスクリーンで暴れ回っていると思います。ぜひたくさんの人に観てほしいです」と力強くPRし、爆笑の初日舞台挨拶を締めくくった。