佐々木蔵之介主演『超高速!参勤交代』に、“地方出身者が大共感”なアンケート結果!

『のぼうの城』を輩出した脚本賞「城戸賞」で、初の審査員オール満点を記録した脚本を、佐々木蔵之介主演で映画化した『超高速!参勤交代』が21日より公開となる。それに先駆け、地元企業に就職し東京支社に勤めている社会人86人に、本作を鑑賞の上でアンケート実施した。
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本作は、江戸時代、各藩の藩主を定期的に江戸に出仕させ、財政を圧迫し謀反等を防止するために制度化された“参勤交代”を取り扱った作品。本来なら8日かかる道程を実質4日で江戸まで参勤する、という無理難題を強いられた弱小貧乏藩の奮闘を描く歴史エンターテイメントだ。
地元から東京に転勤となった社会人は、まさに現代の“江戸詰め藩士”。そんな彼らに、まず<地元と東京どちらの生活が好きか>と質問したところ、半数以上が「住み慣れているから」「家族がいるから」などの理由で地元を支持。
<東京のすごいと思ったところは?>という問いに対しては「人が多い」という意見に次いで、「車がなくても不便じゃない」「すぐに電車が来る」といった交通網の整備に関する驚きの声が多かった。“参勤交代”は、通り道になる街道の整備など、江戸時代の交通網発展に大きな役目を果たし、良い面が現在でも東京に息づいているという興味深い結果となった。
最後に<本作に共感した点はあるか>という質問に、約9割が「ある」と回答。「上司の無理難題をこなす部下の姿」「金がないなら知恵を出せとはよく言われる」「中央に対して地方の意地を見せるシーンは、多くの地方出身者が共感すると思う」などのコメントが寄せられた。
現代の“江戸詰め藩士”も大共感の本作。上司から無理難題を突きつけられている人は、特にスカッと楽しめるだろう。『超高速!参勤交代』は6月21日から全国公開。