トム・クルーズ来日、今年初めての「バースデーコール」に感激!

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全世界興行収入が2億4000万ドルを突破しているSF超大作映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ジャパンプレミアが26日、六本木ヒルズで行われ、主演のトム・クルーズ、ダグ・リーマン監督、製作のアーウィン・ストフ、原作者の桜坂洋が登壇した。
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今回で20回目の来日を数え、親日家としても知られるトムは第一声「アイラブユー、アイラブTOKYO!」と挨拶。ダグとアーウィンは「この作品なら誰も作ったことのない映画ができると思いました。トムと一緒に作れるのが喜びでした。そして、この映画を観たら、皆さんはもっと、トムのことが好きになるでしょう」とアピールした。
本作は、日本人・桜坂洋が書いた同名小説の映画化。未知の侵略者“ギタイ”の脅威にさらされる近未来の地球を舞台に、トム演じる軍の広報官ケイジが、同じ1日を何度も繰り返すことで戦闘スキルを積み、臆病な男から強力な戦士へと成長を遂げていく。
今回は特に、日本人への反響が気になっているようで、トムは「3年前に撮影が開始したときから、この瞬間が楽しみでした。今、言葉では言い尽くせないくらい感動しています」と感慨深げにコメント。特に大変だったのは50kg近くある機動スーツでの演技だったようで、「今、横にいるトダさん(戸田奈津子)にも着てもらいました」と話し、笑いを誘った。
途中、桜坂も舞台上に登場し、トムと固い握手を交わした。桜坂は、「夢のようですね。戸田さん以外の日本人がトムの横にいるが状況が珍しいですよ」と笑顔。さらに、「僕らが書いているものというのは、アニメ化されることはよくある。しかし、今回は予想を超えた。ハリウッドではこうなるのかと驚いた」と語っていた。
最後に、会場から7月3日に52歳の誕生日を迎えるトムへ「ハッピーバースデー」コールが贈られると、トムは「今年、初めてのバースデープレゼントです。感激しました。どうもありがとう」と感謝の言葉を述べた。
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、6月28日(土)、29日(日)先行公開。7月4日(金)からは、全国2D・3D・IMAXで同時公開される。