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ハリウッド版『ゴジラ』に自ら売り込み出演!ヒュー・ジャックマンも惚れた日本人俳優

映画

 ニュースでヒュー・ジャックマンの「次のウルヴァリンのスピンオフ作品は日本で」という発言を目にした瞬間、関係各所に売り込みの手紙を送る。もちろんコネなどない。住所はすべてインターネットを駆使して調べ、1年間で計100通以上の手紙を書いた。

 両親から「返事など来ない。いい加減に正社員の仕事に就け」と言われ続けた、そんなある日の深夜。見知らぬ番号から着信があった。その主こそ、世界を股にかけて活躍するキャスティングディレクター・奈良橋陽子である。

 「なんと撮影の始まる1か月前。オーディションがあるから東京に来てほしいというお話でした。信じられなかった反面、ずっとこの機会を待っていたので“ついに来たか”と思った」と興奮の夜を思い出す。そして見事合格。映画『ウルヴァリン:SAMURAI』で、ヒュー演じるウルヴァリンと激しいバトルを繰り広げるヤシダ役を手にした。

 憧れの俳優・真田広之とも対面。しかも「休みの日に殺陣の練習をジムでしていたら、真田さんが2時間もその練習に付き合ってくれました」とスターの懐の広さにも触れた。ヒューからも「君にとって忘れることのできない作品になるはずだ」とのお墨付きを得た。

 いきなりのビッグバジェット・メジャー映画出演となったが、山村は「演技学校やインディペンデント映画で学んだことがすべて活かされた。今までの経験は一つも無駄なことではなかったと感じた。学んだことを反映し、演技のアプローチをしっかりと出せば通用する」との手応え。

 そして緊張のジャパンプレミア。反対していた両親は「調子のいいもので、映画を観終わった後に“次の映画の撮影はいつや?”と。今では僕の演技に対するダメ出しもしてきます」と山村にとって最初の応援団となった。

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