異色SF『ウエストワールド』リブートドラマ版にアンソニー・ホプキンス出演

関連 :
ユル・ブリンナーがロボットのガンマンを演じた異色SF『ウエストワールド』(73)のリブートドラマ化が、人気海外ドラマ『パーソン・オブ・インタレスト』のJ・J・エイブラムスとジョナサン・ノーランによって進められているが、この度、アンソニー・ホプキンスが出演することがわかった。
【関連】映画『ウエストワールド』衝撃の場面写真はこちら
米HBO局で製作される本作は、パイロット版のゴーサインが出ている段階。シリーズ化はまだ決定していないが、映画界の第一線で活躍するアンソニーのテレビドラマ出演は珍しく、シリーズ化を推し進める上で心強いものになりそうだ。Deadlineによると、パイロット版には映画『レスラー』(09)のエヴァン・レイチェル・ウッドも出演するという。
本作の基となる映画『ウエストワールド』は、医療ドラマ『ER』シリーズや映画『ジュラシック・パーク』(93)のマイケル・クライトンが脚本・初監督した作品。古代ローマ、中世ヨーロッパ、西部開拓時代を再現したウエストワールドの3エリアを保有する砂漠の巨大テーマパーク「デロス」で、人間の来場者たちを相手にしていたロボットが反乱を起こすというストーリーだ。
ドラマ版のストーリーは不明だが、アンソニーが演じるのは、ロバート・フォード博士。パーク構想に野心を抱くウエストワールドの責任者という役どころだという。エヴァンは 、自分という存在が綿密に作り上げられた嘘だったことを知る、“未開の西部”に住むドロレス・アバナシーを演じる。
現在、主演の1人としてジェームズ・マースデンが交渉に入っているとのこと。パイロット版の脚本は、ノーランが妻のリサ・ジョイ・ノーランと共同執筆したという。ノーランは監督も務める。製作にはエイブラムスとノーランのほか、『恋するリベラーチェ』(13)のジェリー・ワイントローブと『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)のブライアン・バークも加わるそうだ。