誰もが1度はやってしまう!? 海外旅行の“恥ずかしい”行為とは?

夏休みシーズンを迎え、海外旅行に行く人も多くなるこの時期。事前に下調べはするものの、現地でのハプニングや恥ずかしい体験など誰しもが経験あるはず。今回、女ゴコロを調査・研究する小学館女性インサイト研究所が、20~30代女性を対象に「海外旅行での“恥ずかしい”日本人」についての意識調査を実施。“恥ずかしい行為”第1位となったのは、日本人には習慣がない“あの”行動だった。
【関連】バケーション中の嬉しいハプニング? クジラと超接近遭遇カップルが収めた映像がスゴイ
“恥ずかしい”行為の堂々第1位に輝いたのは、全体の54%と半数以上の女性が答えた「チップを渡さない、ケチる」。日本ではチップの習慣がないため、うっかり忘れがちだが、受けたサービスに対してチップを渡すことが常識の国、チップが生活収入の一部になっている人がいる国では注意したいところだ。第2位は「場をわきまえない服装」。「ビーチリゾートでの過剰な日焼け対策。長手袋に日傘とか怪しすぎる」(28歳/契約社員)や、肌見せ禁止なモスク見学に行くとわかっていて、ひらひらのミニスカートを履いていた」(26歳/会社員)など、同じ日本人とはいえ、現地で見かけたら恥ずかしく思ってしまうに違いない。第3位は「混んでいる観光地で、それぞれ全員のカメラで記念撮影をする」で、撮影好きな日本人ならではの行為が続いた。
一方、「うっかり“恥ずかしい”失敗をしたことがありますか」という質問に「はい」と答えた女性は45%にも上った。「スリ対策で現金をお腹に入れていた。支払いのときにお腹からお財布を出すはめに」(28歳/会社員)といったお金に関することや、「ダイヤモンドヘッドに友達と7センチくらいのヒールで登って、外国人にクレイジーガールと言われた」(24歳/大学生)など、お金や服装、マナーに関した失敗が多く寄せられた。
では、“恥ずかしい”日本人にならないためにはどうしたらいいのか? 海外出張や旅行など、旅慣れているファッション誌のスタッフの人たちに話を聞くと、「カード」をうまく使いこなすことが、“恥ずかしい日本人”にならない近道だという。
ファッションエディターの長谷川幸代氏は「ホテルではカードでチェックインしておいて、レストランや飲み物の支払いは部屋づけに。チェックアウト時にまとめて支払えば、ホテルでは手ぶらでOK!」と話す。また、ヘアメイクの篤史氏は「僕はポーターやベッドメイクのチップ用のお金は別に取っておきます。あとは、レストランなどカードが使えるところでは、チップもカードでまとめて支払います」と語っている。
「旅の恥はかきすて」という言葉もあるが、恥をかかずに済むなら、それにこしたことはない。海外では「カード」での支払いをメインに、最低限必要な現地通貨はカードを使って現地のATMで引き出す!カードを使いこなして快適にスタイリッシュに海外旅行をエンジョイしよう。