ベン・アフレックが疑惑の男に…D・フィンチャー最新作『ゴーン・ガール』公開決定

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『セブン』『ファイトクラブ』など数々の作品で全世界を衝撃で震わせた鬼才デヴィッド・フィンチャー監督が、現代の夫婦の抱える秘密を暴くサイコロジカル・スリラー『ゴーン・ガール』の日本公開が決定。ベン・アフレックを主演に迎えた本作の予告編が解禁となった。
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完璧な夫婦のはずだったニックとエイミー。しかし、結婚5周年を迎えたある日、ニックはエイミーが失踪したと通報する。警察と過熱するメディア報道に追いつめられ、自身の語る幸福な結婚生活が崩れ始めるニック。嘘やごまかしを重ね、不可解な行動をとるニックに、人々はやがて暗い疑問を抱き始める。ニックは妻を殺したのか…?
到着した予告編では、フィンチャー調ともいうべき抑えられた色調が印象的で、全編に流れるエルビス・コステロの「SHE」が見事に雰囲気を盛り上げる。
ニック役には、俳優・監督として着実にキャリアを積んでいるベン・アフレック。エイミー役は『アウトロー』のロザムンド・パイクが演じている。
アメリカで600万冊以上を売り上げた人気小説(ギリアン・フリン著)を原作とした本作に対し、ロザムンドは、「小説のストーリーや、テーマが素晴らしい。私たちは、それらをとことん探索し、深く追求していったつもり」と、自信をのぞかせた。
なお本作は、9月26日より開催される「第52回ニューヨーク映画祭」のオープニング作品に決定。かつて、同映画祭のオープニング作品を飾ったフィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』が、アカデミー賞8部門にノミネートされ、脚色賞、作曲賞、編集賞を受賞したことからも、本年度の賞レースを盛り上げる作品の一つとして期待が掛かる。
『ゴーン・ガール』は12月12日全国公開。