クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

宮崎吾朗、ジブリを離れてCGに挑戦 手応え感じるも「ジブリに帰れるのかな」

アニメ

『山賊の娘ローニャ』完成試写会に登場した宮崎吾朗
『山賊の娘ローニャ』完成試写会に登場した宮崎吾朗 クランクイン!

関連 :

宮崎吾朗

白石晴香

宇山玲加

 『ゲド戦記』『コクリコ坂から』の宮崎吾朗監督が挑む、初のテレビアニメーションシリーズ『山賊の娘ローニャ』の完成試写会が9月2日に都内で開催され、宮崎監督が出席。3DCGアニメで描く作品となるが、「3DCG、結構いけるじゃん」と手応えを口にした。

【関連】『山賊の娘ローニャ』完成試写会<フォトギャラリー>

 『長くつ下のピッピ』で知られるアストリッド・リンドグレーンの名作ファンタジー小説を元に、ローニャという一人の少女の成長を通して家族の物語を描く本作。この日は宮崎監督のほか、プロデューサーを務める川上量生、ローニャ役の白石晴香、ビルク役の宇山玲加、NHKエグゼクティブプロデューサーの有吉伸人が登壇した。

 宮崎監督は今回、スタジオジブリを離れて監督業に専念しているが、「ジブリの鈴木(敏夫・プロデューサー)に、“ジブリにいる限り、宮崎駿の影響下からは逃れられない。1回、外でやってこい。武者修行だから”と言われて」と、鈴木プロデューサーの一言がきっかけだったとのこと。

 また、3DCGの手法に挑んだ理由にも、「どうせやるんだったら、CGにしなよと言われまして」と、鈴木プロデューサーの後押しがあったそう。「そんなバカなという気もしたんですが、元々、僕はアニメーションを若い頃からやってきた人間ではないので、この期に及んで新しいことに挑むのが嫌だという人間でもない。あえてCGでやってみようと思った」と強い決意を明かした。

 繊細な感情表現にもトライし、「3DCG、結構いけるじゃん」と手応えも十分に感じている様子の宮崎監督。一方で「ジブリに帰れるのかなと」と不安を覗かせ、「ここ1年くらいジブリに行っておりませんので」と苦笑い。

 「前にも一度、鈴木にだまされている。ジブリ美術館の館長をやっている時も、“映画(ゲド戦記)が終わったら美術館に戻れば良い”と言われて戻れなかった。武者修行に出っぱなしになるんじゃないかと、自分で自分が心配」と心境を話し、会場を笑わせていた。

 『山賊の娘ローニャ』は、NHK BSプレミアムにて10月11日19時より放送スタート。

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る