レディー・ガガ「歌をやめたかった」、救ってくれたトニー・ベネットに感謝

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米音楽界の大御所トニー・ベネットとコラボ・アルバム『Cheek to Cheek(原題)』をリリースする人気歌手のレディー・ガガ。半年前まで「歌をやめたかった」が、トニーとの出会いが状況を変えたと、米誌「Parade」に語った。
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慈善コンサートの後にトニーと対面したというレディー・ガガ。「6ヵ月前はもう歌いたくないと思っていた」と明かし、「トニーが“自分のキャリアの中で歌いたくないと思ったことは一度もない”と言ったのが心に響いた。6ヵ月前、私はそうは思えなかった。私の人生を救ってくれたと、トニーには毎日言っているわ」と語った。
レディー・ガガは詳細や名前は挙げなかったものの、お金を巡り理不尽な思いをさせられ、成功した彼女を利用する人間がいたと漏らした。「とても悲しかった。眠れなかったわ。生きている気がしなかった。でもそれから、トニーとたくさんの時間を過ごすようになったの。彼は友情と私の声以外、何も求めなかった」。
そう言うと、レディー・ガガは堪えきらず泣き出してしまったそう。すると、一緒にインタビューに応じていたトニーが、レディー・ガガを労るように「僕には分かるよ」と静かに声をかけ、彼女の手を握ったそうだ。
自分の人生に起きるいざこざにウンザリしていたレディー・ガガ。実は歌をやめて、俳優の恋人テイラー・キニーと結婚し、家庭に入ることも考えていたようだ。「でもトニーともっと多くの時間を過ごすようになると、物事がよりシンプルに、純粋になり、完璧に近づいていった。だから子供を持って家庭に入るのは当分先の話ね。今はただ歌いたい」と、心境の変化を語っている。