中国に「歩きスマホ専用レーン」が出現!加速する問題に歯止めなるか…

中国の直轄である重慶(チョンチン)市に、長さ50mの「歩きスマホ専用レーン」が登場。人々の話題となっている。
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7億ものスマートフォンユーザーを抱える大国・中国。米メディア・The Washington Postによると、このレーンは歩きスマホで起こりうるあらゆる事故を防ぐため、実験的に導入されたという。レーンは2種類で、スマホ利用者専用の「歩きスマホ専用レーン」と、もう1つが「歩きスマホ禁止レーン」だ。
歩きスマホは中国だけでなく、世界中で問題になっており、ワシントン大学の研究では、アメリカ人の3人に1人が、道を横断する際も携帯端末を見るという結果が。米運輸省は近年、死亡事故が多発している原因について、スマホ歩きによるものではないかと示唆している。
レーンを設けた職員は「この辺りは老人や子供も多く、スマホ歩きによって無駄な衝突が多いのです」と話す。しかし、訪れた人が「専用レーン」を撮影しながら「禁止レーン」に侵入してしまうなど、通行人の混乱を招くという本末転倒なことになっているという。