ビルの狭間に巨大気球出現! 東京・神田で都市空間を舞台にしたアートイベント開催

開発に伴い生まれた一時的な空間を使ったクロスジャンルなアートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO 2014 ‐神田リビング・パーク‐ 」が9月20日から11月3日にかけて、東京・神田界隈の4会場で開催される。
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今年で3回目となる本イベント。今回は、家族がリビングで過ごす時間のように人々が集まり対話を生み、多様な価値観を交換することができる場をテーマに、多様なコンテンツが集結する。
見どころとなるのはオーストラリアの作家パトリシア・ピッチニーニの巨大気球作品「Skywhale」の係留飛行。人間やクジラを彷彿とさせる直径30m以上のこの気球は、オーストラリア国外で初めての展示となる。
また、横浜トリエンナーレのシンボルマークとして注目を集めた、全長50mの巨大なバルーン作品「インセクト・ワールド‐飛蝗(ばった)」も登場する。
他にも、東京芸大に関わる映像作家15名による様々な映像作品を一堂に集め大規模スクリーンで夜間上映するプロジェクトや、ヨーロッパや東京のカルチャーをミックスした注目のファッションブランド「ジェニーファックス」によるファッションショー、個人と公共が交わる場所をつくることをコンセプトとする現代美術作家・中島崇によるインスタレーション展示「輪照ラス」など、多岐にわたるアートの在り方を楽しめる。
アートだけでなくスポーツ体験とカレーの販売で秋を満喫できる「神田スポーツ&カレー エキスポ」や、都心でキャンプ体験ができる参加型プロジェクトもあり、親子でも楽しめるイベントとなっている。
「TRANS ARTS TOKYO 2014 ‐神田リビング・パーク‐ 」は、9月20日から11月3日にかけて開催。展示やイベントにより日時と会場が異なるため、詳細は公式サイトまで。