内田けんじ監督、『名探偵コナン』スペシャルで初のアニメ脚本

『名探偵コナン』連載20周年を記念したコナンスペシャル初のオリジナルストーリーアニメ『江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』が12月に放送決定。本作は第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞した映画『鍵泥棒のメソッド』とのコラボ作品で、内田けんじ監督が初のアニメ脚本を手掛けている。
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『江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』のストーリーは、1926年に起きた人気作家のアガサ・クリスティが11日間の失踪を遂げた謎の事件がモチーフになっている。当時、彼女はホテルで発見されたが、記憶喪失であったと自ら語っており、歴史に残るミステリーとしていまだに人々を引きつける失踪事件だ。
アニバーサリーな作品に相応しい脚本は、様々なミスリード、複線が散りばめられ、いくつもの謎がパズルのピースのように組み合わさり、全く先の読めないストーリーで高い評価を得る内田けんじ監督が執筆。アニメの脚本は今回が初挑戦となるが、コナンと『鍵泥棒のメソッド』がどのような化学反応を引き起こすのか注目だ。気になるゲストや放送日などは順次発表予定。
『コナン』とコラボする『鍵泥棒のメソッド』は、2012年に公開されたコメディ映画。売れない貧乏役者・桜井武史(堺雅人)と記憶を失った殺し屋コンドウ(香川照之)、二人の人生が入れ替わったことで想像できない展開へと転がり出す。記憶を失ったコンドウに恋をする編集者・水嶋香苗を広末涼子が演じた。
『江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』は日本テレビ「金曜ロードSHOW!」にて12月放送。