『ツイン・ピークス』リバイバル企画が進行か?デヴィッド・リンチが意味深ツイート

今年7月にテレビシリーズと映画版が揃ったブルーレイBOXが発売された、カルト的人気のドラマ『ツイン・ピークス』。今なお新シリーズを求める声が絶えないが、同ドラマの立役者であるデヴィッド・リンチが、新企画を期待させるツイートを発した。
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『ツイン・ピークス』を企画・製作・監督したリンチは10月3日(現地時間)、自身のツイッターに「ツイッターの友人の皆さん、あなたの好きなあのガムがまた流行りますよ!」と#damngoodcoffeeのハッシュタグ付きでツイート。これと全く同じ文言を、やはり同ドラマの企画・製作・監督を務めたマーク・フロストが全く同じ日時にツイートしたのだった。
ツイートの冒頭部分の呼びかけは、リンチ監督の通常のスタイルなどで特別な意味はないが、「あなたの好きなあのガムがまた流行る」とは、レッドルームで小人がクーパー捜査官に言った台詞だ。そしてハッシュタグは、コーヒー好きのクーパー捜査官のお決まりの台詞「うまいコーヒーだ」。
それ以降、リンチ監督からもフロストからもツイートはないが、新たな企画があるかもしれないと期待する人がいてもおかしくない。リンチ監督は意味深なツイートを発する前に、イタリアで開催されているルッカ映画祭に出席し、『ツイン・ピークス』の続編などの可能性について、登場人物たちと再会したいか尋ねられた。
すると「そうですね」と返答したリンチ監督。「私は常にこう言ってきた。続くストーリーが好きだ。ある世界に夢中になり、その世界の奥深くへと進んでいけることに越したことはない。だから可能性はいつだってある。皆さんは成り行きを見守っていてください」と観客に向けて語った。果たして新たな章の幕開けとなるのか。続報に期待したい。