松田翔太×前田敦子『イニシエーション・ラブ』映画化決定! “映像化不可能”が可能に

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一見純粋なラブストーリーが、最後の2行で驚愕のミステリーに変貌する大ヒット小説『イニシエーション・ラブ』の実写映画化が決定した。主演は松田翔太、ヒロインに前田敦子、三角関係として登場する女性に木村文乃が扮し、監督は堤幸彦が務める。
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本作は、人気小説家・乾くるみが描く同名小説の映画化。2004年に単行本が発売され、徐々に口コミで評判が高まり続け現時点で発行部数112万部を突破。近年ではUVERworldのTAKUYA∞や、アンジャッシュの渡部健、女優の広瀬アリスなど、芸能界関係者からの推薦の声が上がっている。また、そのトリックの特性ゆえに、「映像化不可能」と言われた本原作が、遂に実写化に挑む。
物語は1980年代後半の静岡と東京を舞台に、Side‐AとBの2編で綴られる青春ラブストーリー。合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木と歯科助手・マユのぎこちない恋愛模様を描いた静岡編(Side‐A)。就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう東京編(Side‐B)。バブル最盛期の風俗を盛り込みながら、若い男女の切ない出会いと別れを2編を通して描く…はずが、最後の5分で映画は全く違った物語へと変貌する。
鈴木役の松田は、台本と原作を読んだ感想を「80年代ならではの男女の交際や、原作の持つ世界観がとても面白い」と絶賛。「ファッション的にも当時のものにこだわり、シュールなミステリーを味わって頂きたいとおもいます」と意気込みを明かした。
ヒロイン・マユ役の前田も「今まで体験したことのないキャラクターなのでとても楽しみです」と期待を寄せ、前田自身生まれていない時代背景という舞台も楽しみにしていると語っている。
『イニシエーション・ラブ』は、2015年全国東宝系にて公開。