『ウルヴァリン』の日本人女優TAO、海外ドラマ『ハンニバル』に出演

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映画『羊たちの沈黙』などに描かれた精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター博士の若き日に焦点を置いた海外ドラマ『ハンニバル』に、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)の岡本多緒(TAO)が出演するそうだ。
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本シリーズはトマス・ハリスのサスペンス小説「ハンニバル・レクター」シリーズをベースに、映画『レッド・ドラゴン』以前のウィル・グラハムFBIプロファイラーとレクター博士の関係を描くオリジナル・ストーリーとなる。
Deadlineによると、製作が決定しているシーズン3に、岡本がレディ・ムラサキ役で出演するという。魅力的で古風な美しさの裏に暗い秘密を持つというレディ・ムラサキは、殺人鬼としてのレクター博士の誕生秘話を描いた映画『ハンニバル・ライジング』(07)ではコン・リーが演じた。
レディ・ムラサキはハンニバルの人格形成に多大な影響を与えた日本人女性だが、ドラマの中ではどういう設定で登場するのか不明。ハンニバルの回想シーンで登場する可能性があるが、詳細は伝えられていない。レディ・ムラサキの絡みは複数話に渡るとのことだ。
ドラマシリーズ『ハンニバル』には、マッツ・ミケルセンがレクター博士役、ヒュー・ダンシーがFBI犯罪プロファイラーのウィル・グレアム役、ローレンス・フィッシュバーンがFBI捜査官ジャック・クロフォード役、カロリン・ダヴァーナスがウィルの元同僚・友人でFBIコンサルタントのアラーナ・ブルーム役で出演。人気海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ』などの脚本家としても知られるブライアン・フラーが企画・製作総指揮を務める。
岡本は『ハンニバル』の他、映画『マン・オブ・スティール』続編の『Batman v Superman:Dawn of Justice(原題)』に出演が決まっている。